Pepperland Live at Lennon House

土曜だというのに首都高の浜崎橋JCT付近は大渋滞。
電光掲示板をみれば「芝公園ICで事故 所要25分」の表示が。
バカバカしいので芝浦ICで降りた。家族4人を乗せた車は、わずか30分足らずで新宿へと着いた。

18年以上活動してきたThe Losebeatに代わり、リュウちゃん(ヌッキー@リュウ)が新たに始動させた”Pepperland“のLive会場は、新宿の”Lennon House“。18時30分開演のつもりで現地へ行ったら、それは僕の勘違い、あと1時間あるとのこと。それならばと伊勢丹へ行って時間をつぶす。

新宿はたまに車で通るのだけど、実はこうやって歩くのは久しぶりだった。関西暮らしが長かったこともあって伊勢丹に行くのは何と18年ぶり。京都育ちの家族に至っては新宿をブラブラすること自体が初めてだったと思う。むかし、伊勢丹の隣のビルのB1にテイトムセンのレコード屋があったのを思い出す。ヘンな歌手のレコ発イベントに遭遇し、店内を流れる異様な音楽(「ぼく死にたくないよ~おとーちゃーん」と曲中で叫ぶ)に店員もお客も苦笑していたことやYoung RascalsのCDを買ったことを思い出した。

19時30分、Lennon Houseに戻ると、会場は超満員。「ぎゅうぎゅうで30名」という会場にはどうみても40名以上の観客が押し寄せており、通路まで座り込んで鑑賞する始末だった。我々のためにリュウちゃんが確保しておいてくれた席は最前列。子供が足をのばせばマイクスタンドを蹴り倒しそうな、そんな眼前だった。

今回は三部構成で1部は、女性Beatles Tribute Bandの”The Hips“が登場。今回娘2人とカミさんを連れてきたのも、実はこの「若くて綺麗な方々」のバンドを見せたかったから(別に40超えたオジサンのバンドを見せたかったわけではない)。

さてこの「若くて綺麗な方々」のHipsだけど、選曲が凄い。”Some Other Guy””Cry For A Shadow””Ain’t She Sweet”なんていうThe Losebeatのステージでも演奏されていた曲はともかくとして”Glad All Over””I’m Gonna Sit Right Down And Cry””Ooh! My soul”なんていうコアなファンしか知らないような曲が続く。Ringo担当のりっちぃさんのドラムスが滅茶苦茶上手くて、Paul担当むでおさんの”Long Tall Sally”のボーカルも凄かった。サムさん(John)とKAZU(George)さんはオリジナルに忠実なプレイを心がけていた。全員元プリプリのメンバーなんじゃないかと思ったぐらいチャーミングで演奏がしっかりしていた。ついでにビザールな衣装もムフフだった。

さてお次はPepperlandの登場。「歌っている途中でマイクスタンドを動かしちゃっていいからね」と次女に言ったら、本当に触ろうとするから怖い。そのぐらい眼前でのプレイだった。

ステージは”I’m A Loser”でスタート。気のせいかLosebeat時代に比べると、よりリュウちゃんのボーカルがブルージーになったような気がした...多分気のせいだろう。途中で何度かセットリスト(?)を床に落とすものだから、目の前にいた長女がその度に拾っていたようだ。長女は後で「知っている曲、多かったよ」と言っていたし、次女は大好きな”ひとりぼっちのあいつ(Nowhere Man)”を演奏してくれたのが「嬉しかった」と言っていた。僕は”All My Living”の三連符リフを目の前でじっくり見れたのが嬉しかった。

Pepperland(ペパーランド)とはBeatlesのアニメーション映画”Yellow Submarine”に登場する楽園の名前。愛と平和と音楽に満ちた楽園....っていうぐらいだから後年Johnの理想とした掲げた世界そのものなんで、オイシイネーミングではある。よくもまあBeatlesのコピバン社会でこのバンドネームが残っていたなと思った。

スッチとはLosebeat以来ほぼ1年ぶりだったけど、相変らず歌う表情(横顔)やしぐさがPaulにそっくり。リュウ(John)とスッチ(Paul)というコンビは、BeatlesのTribute Bandではメインの顔ということになるのだけど、MCといい演奏といいボーカルといい、本当にいいコンビだと思う。

このLosebeatメンバーに加えて、Apple Beatのゲッチャ小池さんと、元Cats Walkの鈴木コージさんというスーパーバンド。小池さんのギターはオリジナルのコピーじゃなくて、足りない楽器までギターで補完してしまうんだけど、タッピング・プレイで”We Can Work It Out”のハーモニウム(オルガン)の代用をやってしまうのには「すげー」と思った。鈴木さんのドラムも恐ろしく上手かった。結成間もないPepperlandのサウンドをずっしりと安定させたものにしているのは、この人だろうと感じた。

ステージが終わったら22時を過ぎていた。外は雨から豪雨になりつつあった。リュウちゃん本人はともかくとして、リュウちゃんのギター(リッケンバッカーとエピフォン)だけでも横浜まで車に積んで帰ってあげようかと思っていた(むろん横浜で質屋さんを見つけて売り飛ばすためである)。

もの凄いLiIVE漬けだった今月も、ようやく小休止。来月は自分の出演、そして主催LIVEの方に力を入れようと思う。

追記:次回のPepperlandのLIVEは11月8日に横浜関内のLazy Bone。その間、リュウちゃんはヌッキー&JamesというアコスーテイックギターユニットでもLive活動をするとのこと。また、ヌッキー@リュウ単独では7/13「イマージュ磯子ストリートライブ(らびすた杉田2F)」の出演が決定。それと別に7/27「Acoustic Style 2008(金沢文庫Blue Moon)」にも出演してくれる。ここではBeatlesに拘らずに自分の好きな曲を歌ってくれることだろう。

コメント

  1. あきなべ より:

    何かすごいライブだったんですね。
    機会があったら僕も聴きたいです!

  2. エリー より:

    ご家族で音楽を楽しめるなんて、ステキですね!
    来月は、ご自身のライブがあるんですか?
    楽しみですね!  がんばって!

  3. 夕凪 より:

    Lazy Boneは確かClub24の後ですよね。

    ビートルズのコピーバンドだと元バッドボーイズで現リボルバーのリッキー廣田さんやベースの藤田さんがうちに時々来ます。
    バルブでも2回ライブやってますよ。
    Lennon Houseには来ないのでしょうか?

  4. ちっちき より:

    お疲れ様でした!
    ヌッキーさんの歌声がブルージーだった気がしたんですかっ!?

    次のライブでチェキろうと思います!

    それにしても、愛娘さんのお二人は、さぞかし色んな名曲を聴いているんでしょうね!!
    将来ミュージシャンになるんでしょうか☆楽しみですねっ

  5. spiduction66 より:

    >あきなべさん
    次回は11月8日の関内です。
    その間にもヌッキー@リュウちゃんは色々やってくれますのでご期待下さい。

    >エリーさん
    いやいや”イマージュIsogo”ですよ。鍵盤弾きでオジャマします。エリーさんも出ると思ってましたが。

    >夕凪さん
    世の中狭いです!リュウちゃんもリッキーさんとはお知り合いなんだそうです。でもLennon Houseって話はないようですね。

    >ちっちきさん
    うーむ、気のせいかなぁ~。ちょっとそんな印象があったもんで.....
    娘たちは結構フツーですよ。マンガ家になりたいって言ってました(笑)。でもバンドやりたいとも言ってます。

  6. ヌッキー より:

    雨の中、新宿二丁目まで「都落ち左遷バンド『PepperLand』」のLIVEにご来場
    いただきありがとうございました。
    さすがの描写そして文才にいつも感激しております。

    新宿二丁目体験いかがでしたか?
    私も実際に見るまでは本当にそういう世界があるのが信じられませんでした。
    しかし、本当にあるんですね。男性同士の世界というのは・・・
    私のMCのホ○ネタもこれから更に磨きがかかっていくでしょう!!

    次女様「Nowhere Man」が好きとは・・・かなりのマニアです。
    将来楽しみですね。「10年後に一緒にバンドやりましょう」とお伝え下さい。

    ●あきなべ様
    ●エリー様
     色んな意味で凄いLIVEなので(笑)、一度お笑いがてら遊びに来て下さい。

    ●夕凪様
     そうです。LazyBoneはClub24の建物の2Fです。
     リッキーさんとは何度かLIVEでご一緒させていただいておりますが、おそらく私の
     事は覚えていないと思います(笑)!
     ちなみにウチのバンドのジョージ役「ゲッチャ小池」はリッキーさんの弟子なんですよ。

    ●ちっちき様
     ブルージーに感じたのは気のせいではありません!!
     私はかっこいい!!(超ナルシス) 

  7. 夕凪 より:

    Lazy Boneのスケジュール見てたら22日に出演した40%アルコールのドラムの岸さんは5月25日のパレドバルブで最後のセッションでドラムを叩いた人です。

  8. spiduction66 より:

    >ヌッキー@リュウちゃん
    むむむ、あの実力で「都落ち左遷バンド」ならば「上洛バンド」は本能寺の変の憂き目に遭うでしょう。
    なんだかよくわかんないけど平家でも源氏でもなくマイペースで好きなときに表現できる北条氏あたりを目指したらよいのではないかと。

    さてさて、僕はあえて「二丁目ネタ」は避けたのですが、コメントに書かれたらしゃあないので僕も語ってしまいます。あれは凄いですね。リュウちゃんに言われて気付いたけれど、街の光景は男同士で歩いている人ばかりでした。それと、僕は気付かなかったのですが、伊勢丹から現地に戻る途中でカミさんが「男の裸の写真ばかり飾っている店があった」と言ってました。11月はThe Whoとはぶつからないと思いますので、ヘンな予定なければぞろぞろ行きたいと思います。
    あっ、そうそう、僕の娘が「Nowhere...」を好きなのは”Yellow Submarine”の影響です。ホラ、子供ってああいう原色ゴテゴテのアニメが好きでしょう。幼児の頃に、リマスターDVDで何回も何回も見ていましたよ。

    >夕凪さん
    肝心のLazy Boneのお返事忘れてました。ヌッキーさん=リュウちゃんが言ったとおりです。ImageもUSもヌッキー音楽仲間も素晴らしい方ばかりですが、絶対どこかでクロスしていると思いますよ。ちなみにリッケンさんはヌッキーさんのライブ(The Losebeatに行かれたこともあるそうです)

  9. エリー より:

    とんでもない、ライブに参加だなんて!・・・
    私が、バンドのレベル下げちゃってるんですぅ~・・・
    メンバーとのスタジオ練習でさえ、ドキドキしてます。
    U-BASSさんに、いつもいろいろ教えてもらってます。
    「ゆっくりでいいよ」の言葉に甘えちゃってますぅ~・・・
    私も早く上達して、ライブやってみたいです!

  10. spiduction66 より:

    >エリーさん
    てっきりU-Bassさんのバンドも出演されるのだと思っていました。僕もバンドのレベルを下げていますし、練習を重ねていると、自分のちゃらんぽらんさが嫌になりますよ。ホント。
    まあ出ることに意義があるので、次回はプレイを楽しみにしています。

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