セルフ実況検分

もらい事故の実況検分だが、突如中止の連絡を受けた。
港南警察署管轄下で死亡事故が発生したからだという。

結局、明日警察署内で供述書の作成をするらしい。
せっかく35年ぶりに赤色灯つき公用車に乗れると思っていたのに、残念だ。
(35年前に、鼻血が止まらなくなったため、病院まで搬送してもらったことがある)

そんなわけでようやく原付を得た僕は、
自分で実際に上大岡東二丁目の交差点付近を、
検分してみることにした。
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これが事故現場。京急のガードぞいにあるほぼ一直線の道。
右折して京急のガードをくぐると、そこから先は左方向へしか進めず、
直進方向には進入禁止の看板がある。
僕の寄ろうとしていた用事先はこの先にあった。

まず、ビックリしたのは現場に花束があったこと。
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少なくとも僕のためではなさそうだ。
何でも先日ワンちゃんが轢かれたらしい。

もうひとつギョッとしたのは、北側横断歩道の真中に血痕らしきものが、付着していたことだ(画像は控えます)。
ワンちゃんのものかもしれないけどね。

近くの天丼屋さんの話
「ああ、あなただったんですか。
お元気になってよかったですなぁ。
残念ながら事故を目撃した人の噂は聞いていないですなぁ。
ああ、あなたのことを揺さぶっていた酔っ払いの人ですね。
隣の飲み屋のお客さんだった人ですよ。
事故は見ていないと思います。」

23時まで営業していた銭湯の番台に座っていたおじいさん
「私も事故があったことは覚えていますがネ、
パトカーと人が沢山きていたからネ。
でもお客さんで事故を目撃したって話は聞いていないですなぁ」

皆さん好意的に協力してお話をして下さった。
ありがとうございます。

夜、実際に事故発生時間の22時10分頃に現場に立ってみた。
驚いたのは予想以上に自動車の交通量も、人通りもあったことだ。
少なくとも現場の直前100mに3人の人間が歩いていた。
車も両車線あわせて4台は走っていた。
あの日は金曜だったから、もっと歩行者がいたのではないかと思った。

次に相手側の立場で、森が丘側から運転してみた。
ほぼ一直線の下り坂でスピードが出やすい。
対向車のライトが若干上向きになるためまぶしい。
そのうえ、2m程度の等間隔で並んだ右側歩道の赤の反射板が
ギラギラ光りすぎる感じがした。

せめてこの道に鎌倉街道側からこの道に侵入したルート(教室からだと5ルートはある)だけでも思い出せればいいのだが、と思った。

それが解明できれば、しょせん連動式の信号だから、当時の信号の状況が分かるはずだ。

気まぐれのように帰宅ルートを変えたり、途中の自販機ですぐジュースを買うような人間だから、困ったもんだ。