Peter Gabrielの”That’ll Do”とかMickey Rooneyとかの話

Peter Gabrielの「That’ll Do」。とても好きな曲だ。

歌詞はこんな感じ。

優しく揺るぎない心があれば、灰色の空も青空になる
A kind and steady heart can make a grey sky blue,
不可能と思えたことも、必ず可能となる。
And a task that seems impossible is quite possible for you.
優しく揺るぎない心があれば、切り抜けられる。
A kind and steady heart, is sure to see you through.
たとえそれが今は困難と思えることだとしても。
It may not seem like very much right now,
それでいい、それでいい
It’ll do, it’ll do.

君が嵐の待っ只中に身をさらされ
When you find yourself in the middle of a storm,
寒さと雨に疲れ果て
And you’re tired and cold and wet,
体を温める場所を探している
And you’re looking for a place that’s cozy and warm,
きっとその場所は見つかるだろう。忘れないで!
You’ll make it; you can never forget!

優しく揺ぎない心があれば、不安や恐怖に打ち勝つだろう
A kind and steady heart, can conquer doubt and fear.
ちょっとの勇気さえあれば、長い道のりも進める
A little courage goes a long, long way,
毎日少しずつでも君は歩んでゆくだろう
Gets you a little bit farther down the road each day,
そして君が気づく前に、誰かが君にこう言うだろう。
And before you know it, you’ll hear someone say,
それでいい、ベイブ、それでいいんだ
“That’ll do, Babe, that’ll do.”

優しく揺るぎない心があれば、必ず見通しは明るくなる。
A kind and steady heart, is sure to see you through.
ちょっとの勇気さえあれば、長い道のりも進める
A little courage goes a long, long way,
毎日少しずつでも君は歩んでゆくだろう
Gets you a little bit farther down the road each day,
そして君が気づく前に、誰かが君にこう言うだろう。
And before you know it, you’ll hear someone say,
それでいい、ベイブ、それでいいんだ
“That’ll do, that’ll do, that’ll do, Babe, that’ll do.
それでいい、ベイブ、それでいいんだ
That’ll do Babe, that’ll do.

この曲は、映画「ベイブ・都会へ行く(1998)」の主題歌としてランディ・ニューマン(Randy Newman)が作詞、作曲した。曲のタイトルは、このシリーズの第一作となった映画「ベイブ(1995)」のラストシーンでご主人のホゲット氏がベイブにむかって言ったセリフだった。

ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)もランディ・ニューマンもフェイバリット・アーチストだけど、この意外な組み合わせには驚いたし、そうして生まれた楽曲(もちろん歌詞も素晴らしい!)のクオリティの高さにものけぞったものだ。

ケルト風のイントロを引き継いでランディ風味のノスタルジックなオーケストレーションが入る。
ガブリエルの淡々としながらも力強いボーカルはこの曲にぴったりだ。

この曲はアカデミー歌曲賞にもノミネートされたけど、フィル・コリンズの歌う「ターザン」の主題歌に負けてしまった。


(授賞式で歌うPeter Gabriel。ピアノはRandy Newman)

そんな「ベイブ・都会へ行く」でもうひとつ驚いたのは、俳優ミッキー・ルーニー(Mickey Rooney)が年老いた道化師役で出演していたこと。
1930年代に「オズの魔法使い」のジュディー・ガーランド(Judy Garland)と多数の裏庭ミュージカル映画で共演していた人だ。

「まだ生きてたんだ」とびっくりした。


(「青春一座(Babes in Arms -1939-)」より”Good Morning”。誰もが聞いたことのある有名な曲)

(そんなミッキーが、twitterについてベン・スティラーと語っている)

ジュディ・ガーランドは売れっ子タレントになったことが災いとなった。薬物とアルコール漬けとなり47歳で亡くなった。
ミッキーは1930年代が人気のピークではあったが、現在も91歳で存命だ。
「ちょっとの勇気さえあれば」ミッキーのように91歳まで「長い道のりでも」生きられるのだろうか?

というのが今回の無理やりなオチでした。

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