ベッドよりバット

手術の翌日は寝たり起きたりだったが、翌々日になるとすっかり元気になってしまった。
数時間に一回、喫煙室へと往復する運動にも飽き足らなくなってしまったとき、病院のまん前にバッティングセンターがあることにきづいた。

この画像はバッティングセンターのおじさんに撮影してもらった。
腕まくり
球速80km(小学生並の球速)で30球だけ打ち込んできた。
正味5分程度の軽い運動なので、ベット漬けの体には丁度よい。

そう、「ベッドから抜け出てバットを持つ」のだ。

着ているのは入院服、右腕には点滴用の針がささっている。
左顔面の傷口2ヶ所にはガーゼがつけられている。
腰が引けているのぉ
その晩、看護婦さんに「針のささっている場所がなんだか赤く腫れてますね。点滴の位置を替えましょう」
と言われた。

ちょっとビビった。