立川志の輔独演会 at 関内ホールに行ってきた

さてさて、友人に誘われて「第二次落語ブーム」とか「お城ブーム」とかになってしまった宗澤です。

今回は初めての志の輔師匠。場所は関内ホールでした。
友人がヒョイッと取ってくれたチケットなんですが、実は今大変に入手が困難なプレミアムチケットなんだそうですね。
そういうことは全然わからん管理人です。

例年ですと渋谷のParco劇場で一か月公演なのですが、今年はParcoが改装工事に入ってしまったため、全国ツアーというわけです。

演題は
1:質屋暦(創作落語) – 立川志の輔
2:長唄 – 松永鉄九郎
3:モモリン (創作落語)- 立川志の輔
4:太神楽曲芸 – 鏡味初音
5:紺屋高尾 – 立川志の輔

「質屋暦」という話は古典落語的な風格があるのですが、どうやら志の輔師匠の創作だそうです。明治6年の太陰暦から太陽暦への変更にまつわるドタバタを描いたもの。

「モモリン」も創作ですが、「ゆるキャラ」にまつわるドタバタをダイナミックに描いています。突拍子もない話ではなく、日常から逸脱しない範囲でじわじわと可笑しくさせてゆくのが志の輔のストーリー作りの上手なのかもしれませんね。

鏡味初音ちゃんの曲芸を見るのは二度目、何ともトボけた話っぷりと、内股気味なのがなんともチャーミングな彼女です。

「紺屋(こうや)高尾」が本日唯一の古典落語。師匠の描く情景が実に流麗で緩急自在。たった一人で映画のような情景を作り出すのには驚きました。

こんなクリアファイル頂きました。
なんか嬉しい。