ジャクソン….いや釈尊かも

(タイトルに特に意味なし)

3年ほど前のこと。
知人とジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)の来日コンサートチケットを買った。

(Jackson Browne – Take It Easy – 1973 こっちがオリジナル)

買った日も場所も覚えている。2014年11月29日のNHKホールだ。
ロックバンドYesの「Heaven And Earth Tours」に行った際、会場で先行販売していたやつを購入した。

衝動でモノを買うと、何だかアヤウイ結果になるのはいつものことだ。
そして翌年の3月11日も終わりに近づいた頃、知人から突然電話が入った。

「ムネさん、Jackson Browneって今日でしたよね。忘れてた!」

そう、二人して行くのを完全に忘れていたというわけだ。
お互いに忙しかったのだろう。一世一代の不覚だった。

(Jackson Browne – Doctor My Eyes – 1972)

あんまりにも悔しくて、この時のチケット(画像)は今でも大切に持っている。

時は流れて6月16日のこと、その知人から別の用件でFBにメッセがあった。
やり取りをする中で、何気なく「Jackson Browneのリベンジしたいですね」と書いた。
私的には「何かいい外タレの来日公演があれば行きたいですね」ぐらいの意味だった。

そうしたら「えっ、彼が来日するんですか?」とお返事。

「いえいえ、そういう意味じゃなくて誰かいい外タレ来ないかな、と」

その後、お互いに来日情報満載の「ヨーガクプラス」のサイトをお互いに見ながら「いいの来ないですね~」的なやりとりをしていた。
「ナイトレンジャー行ったし」と友人。
私も「スティングはそれほど見たいと思わないんですよね」と書きかけたその時だった。

何と端っこの方に小さな文字で「Jackson Browne」と表示されているではないか!
しかも本日(16日)から先行発売!

(Jackson Browne – Running On Empty – 1977)

即座、いや衝動的にチケットを購入したのは言うまでもなかった。

きっと....ジャクソン・ブラウンは、いささか間抜けな我々二人のために来日してくれるのだろう。
これで10月17日のオーチャードホールを忘れたら、本当に神様に見放されていると思う。