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ライブレポ(教室関係)
Bright Side of the Road Vol.3 -Blue Ray 始末記-
- 2010-09-03 (金)
- ライブレポ(教室関係)
さらに、もうひとつの実験がありました。
つい先日、PanasonicのHDC-TM700君を購入したのです。
ハイビジョン方式のビデオカメラとしては2代目となります。

(TM700にガンマイクを装着)
これを買ったのには理由がありました。
ご存知のように、今までビデオカメラの記録メディアはテープ→DVD→HDと進化してきました。
テープ方式は意外と信頼性が高く保存画質の良さというメリットもあるのですが、取り扱いやマスターテープの製作が面倒です(4時間のマスターを作るのに当然ながら最低4時間は必要です)。DVD方式は片面30分程度しか録画できず、どう考えても振動に弱いため最初から購入は考えませんでした。
HDも魅力的でしたが、やはり物理的に駆動するだけに振動が心配でした。

(Tourmaline。Maru Jamセッションでであった”たくみ”君のバンド。結成3ヶ月にもかかわらずとても濃い演奏をしてくれたテクニシャン揃いのバンドでした)
そんな中で、今年あたりからいよいよメモリ内蔵のビデオカメラが充実しはじめたのです。
TM700には96Gのメモリカードが内臓されています。このカメラならばフルハイビジョン撮影でも12時間ぐらいは撮影可能なわけです。リハーサルと本番撮影ならば充分におつりがきます。
あと1年もすればこれも150Gや200Gの世界になるでしょうし、現在1TBのメモリカードも実現化が進んでいる時代です。
でもライブ撮影はこれで充分です。このあたりがいい落としどころだと考えました(後継機種のTM750は「3D」に走ってしまったのでハナから考えていませんでした)。これで撮影してBlue Rayディスクを作るところまでやってみようというのが今回の実験2でした。
渋谷Take off 7はオールスタンディングの会場ですから、普段の撮影とは違ってほぼ最前面に上手にカメラを設置しました。
この位置だとPAの真正面になるので、ガンマイクが音を拾いすぎるのが心配でした。

(奏屋マコト。音楽もギタープレイにとても成長していたし、MCもナイス。時が経つのは早いものです)
そんな風にして撮影を開始しました。
つまりこの日は、デジカメ、ビデオカメラ、ストリーム配信カメラと3台のカメラの面倒を見たわけです。
あっそうそう、Bright Nightのステージで、多分メンバーのPonちゃんが設置して回しっぱなしにしていたカメラだと思いますが、ライブ中にアングルが狂っているのに気づいたのでアングルを修正しました。これを含めると4台ですね。もー何がなんだかでした。

(関君のBlue Passion。オルタナ系の音、とにかく動く動く!激しいステージ)
TM-700を撮影していて思ったのは、液晶モニタを通して写る映像の美しさでした。実際にどう記録されているかは別ですが。明らかに美しく撮影できていることは予感できました。ギターの弦の一本一本はもちろんのこと、出演者の髪の一本一本がモニタを通して視認できるのには驚きました。
最前面で撮影していること、光学12倍ズームということもあって、もっとも遠距離にいるドラマーの表情まで大きく映し出すことが可能でした、今までのカメラではありえなかったような映像を撮影することができたのです。

(関君の”餌付け”には笑いました。信州限定リンゴプリッツが美味しかったなぁ~)
さて主催でない気楽さからから、今回は裏方話に終始しましたが、イベント自体についても書いてみましょう。
今回はBright Nightにとっては記念すべきレコ発ライブでした。アルバムタイトルは”Bright Limited”CD+DVDという構成です。
ドライブ間あるサウンドとあれば、アコースティカルなバラードもあるアルバムです。iPodに入れてしまいました。
DVDには”Heat of Limited”のPVが収録されているのですが、これも無茶苦茶カッコいいです。教室で流しています。

そんな記念すべきライブはバンド4、弾き語り2、オケ2というライナップでした。
過去の”Bright Side of The Road”の中では、一番バリエーションとバランスが取れていたイベントだったと思います。
音楽事務所の㈱リアルアーツさんとも「私たちは”巻き込まれキャラですね”、切り札を何枚切ったかわからない」と笑いあったのですが、Bright NightのKumuちゃんの熱意に押されたからこそ、ミューズポートもリアルアーツさんも「巻き込まれ」ていったのだと思います。

(Bright NightのKumu。今までで最高のボーカルでした)
考えてみれば渋谷や下北沢の一流のライブハウスで主催イベントを行うなんて向こう見ずもいいとこです。
だけど年を重ねて保守的になってしまい自分の守備範囲の中でしか行動できなくなってしまう「いいオトナ」に比べれば、彼の熱意は若々しくて新鮮でした。だから周囲の誰もが引きずり込まれていったのだと思います。

(Bright Nightのhiro。弦が切れたことを気にしていたようですが、「よくあること」だから無問題だと思います)
8月11日。明日から上高地だぁ~という所にKumuちゃんがやってきて「あとふた枠がどうしても埋まらないんです」。二人で佐野金でチャーハンとミソラーメンを食べながら、ブッキングの詰めを行ったのも、今回の思い出となりました。
僕の方もいい経験になったし、逆に色々教わることも多かったです。主催ではないという気楽さからも、随分実験的なことをさせてもらったと思います。

(Bright Night Yeux)
このままで終わらせるのか、このあとどう周囲を巻き込んで既存のイベントを発展させてゆくのか.....おっとこう言うとまたどうなるかわからないので、黙っておくことにしましょう。

(Bright Night Ponちゃん。スティッチの物真似にも慣れました)
とにかくニューアルバムの発売おめでとう!
さて、撮影したハイビジョン映像の方ですが物凄く迫力のあるいいものが撮れました。
ためしに教室でカメラをつないで再生したら好評でした。
実際にBlue Rayレコーダーで簡易型編集をしたものを、メディア化もしてみました。
さらにPCを使って仮編集をしてみましたが、マシンパワーの限界もありこちらは大変な作業です。
まったくキリのない世界とは、こういうことですね。
Bright Side of The Road Vol.3 -Ustream始末記-
- 2010-09-02 (木)
- ライブレポ(教室関係)
ライブの一週間前ぐらいのことだったと思います。
“Bright Side of The Road Vol.3″の主催バンドであるThe Bright Night”のKumuちゃんから相談を受けました。
「8月31日のライブですが、リアルタイムで動画配信できないですかね~。ムネさんわかりませんか?」
面白い、と思いました。
実は今から3ヶ月ほど前、”喉”が実験的にUstreamでストリートライブを配信したことがあるんです。
大変興味深かったのでアカウントの登録だけしてはいました。
実験だと思ってダメモトでやってみようと考えました。

(リハ中のchiemi)
ただ問題がありました。会場の渋谷Take off 7は地下1F。電波の状態(強度)がネックではないかとは思いました。ただ渋谷のど真ん中のハコなわけだしと、タカをくくったのが運の尽きでした。
8月31日、会場に入ってセッティングをしていてわかりました。
無常にもiPhoneに「圏外」の表示が……論外でした。

(リハーサル後の参加者ミーティング)
それならばライブハウス側のPCにWi-Fiスポット(無線LANの一種でこれを利用すれば電波の弱い場所でも通信が可能です)を仮設置させてもらって、それで配信しようと考えたのですが、ライブハウス側のアルバイトの子は、それを判断や許可できる立場ではなかったのです。
—————————————はい終了——————————————-
だったら配信できないことを配信しようということで、電波の届くライブハウスの外で、Bright Nightのメンバーを撮影したのがコチラの映像でした。
そこに助けに入ってくれたのが、Blue Passionの関クンでした。
リハーサル段階まで知らなかったのですが、彼らのバンドBlue Passionは以前クラブで自分たちのライブをUstreamの配信を行った経験があるんだそうです。そして今回も配信の件でも大変乗り気になってくれて、一緒にあーでもないこーでもないとやってくれていたのです。最終的には携帯型のPocket Wi-Fiを買って契約するしかないという結論に至ったのでした。さすがにそこまではできないと考えて諦めていたところだったのです。

(本番になると別人のchiemi)
そんな彼が「Pocket Wi-Fiを借りることができました!」と言ってライブハウスに駆け込んできたのは、その直後のことでした。
何でも近所の家電店で、無料レンタルキャンペーンをやっていたそうで、しかも今日はその最終日だったんだそうです。
申し込みを終えて1時間後ぐらいに取りにゆけば、無料で貸してくれるというのです。
「なるほど!その手があったか!」と我々は狂気乱舞しました。

(硯。”和”の臭いを漂わせたシンガーソングライター。和田多聞君と喉に会わせたいなぁ)
こうして実験のテーマは「弱電波スポットにおけるPocket Wi-Fiを利用したUstreamによりリアルタイム映像配信」へと変更になったのです。

(パブリック村。名前からしてフザけているのだが、僕の24才年下の従兄弟”こーた”のいるバンド。メイドネタには笑った)
残念ながら”chiemi”と”硯”ちゃんは配信に間に合いませんでしたが、”パブリック村”のライブの途中から、何とか配信へとこぎつけました。
Macのノートブックを持ち込んいた関君からは「何とか見れてます」と報告が入り、教室も電話して「見れてる?」とNoriちゃんに尋ねたら、「見れてます」との報告がありました。これでホッとしました。この時の映像がこちらです。

(同じくパブリック村)
ここで動画を撮影するために、どんな風にiPhoneを設置したかです。
iPhoneで撮影するには、カメラ面と反対側からも操作できる特殊な「三脚」が必要です。ふと思いついたのがコレでした。

(電源コードのささった不安定なiPhoneを100均イーゼルにセロテープで固定、左にはPocket Wi-fiと”うまい棒”)
教室でいつも「Now Playing」やDVD販売用に使っている100均で買ったイーゼルです。これにiPhoneを設置しました。
それを見てマコト君が言いました。「これ、喉さんがUstreamに使ったヤツと一緒です!」。
彼と発想が一緒だったことを、光栄に思いました。
計算外だったのは充電コードです。バッテリー残量が気になったので電源コードをiPhoneのお尻にさしたのですが、当然これだとバランスがとれなくなります。結局これはセロテープで固定することにしました。さらにカメラの仰角を安定させるために、デジカメの充電器で固定しました。

(EBIちゃんよりずっと前から”Evi”だったEvios様。MIDI+安定したエレキの弾き語り。久しぶりに”キャラメルマキアート”と”うまい棒”を見ることができました)
まだ検証はしていませんがiPhoneを「逆さま」に設置しても撮影できたのかもしれませんね。
PCでチェックしてみたら、映像はカクカクだし、GPSは代官山の猿楽町を示しているし、「SPI66ライブ」とわけのわからないタグは吐き出しているし、英語でミューポ君はつぶやいているしで(ミューポ君は英語も話せた模様です)、も~何がなにやらなんですが、あの電波状況で音声はちゃんと通っているようですから、まあ上手くいったということにしておいてください。
(次回に続く)
演劇「徒然なるままに…」
- 2010-08-08 (日)
- ライブレポ(教室関係)
スクールには演劇方面でがんばっている人も多いのだけど、後藤隆宣君もその一人。
昨日は彼が出演する演劇、ラゾーナ川崎プラザソルで行われた川崎インキュベーター公演「徒然なるままに...」へ行ってきた。
時代は昭和19年、舞台は特攻隊の基地(演劇中では「鹿屋基地」と呼ばれていた)これから特攻隊に出撃する人の、「突撃気分」を盛り上げて見送るという「見送り隊」の物語...なんだけど、あくまでもここは時代背景を超越した演劇上の空間だ。現代感覚が入り混じった不思議な世界の中で後藤君は「はらたいらさんに全部」を連発するし、「出撃のBGMはフランクシナトラの「マイ・ウェイ」に限るよな、お~わが道を行く~」なんてセリフもある。

メンバー全員「ボケ役」と言ってしまえば、それはそれで当たりなんだけど、そんな中に極めつけのボケ役が二人いて、一人が「ふうこ」役の加藤なぎささん、そしてもう一人が「吉田」役の後藤隆宣君だ。二人とも「見送り隊」の隊員&「ちょっと頭の足りない」役どころなんだけど、それだけに思ったことをストレートに言う。それが時代に翻弄されながら何か本音が言えずにいえる出演者全員の気持ちを代弁しているという実に重要な役どころだった。
基本的にお笑い満載の演劇なんだけど、最後はしっかりホロリとさせてくれた。
いい脚本、いいスタッフ、いい共演者、いい役どころ……後藤君、楽しそうだったなぁ~。
秋山:吉田恵太
北村:石井隆平
葛西:為平康規(あなピグモ捕獲団)
吉田:後藤隆宣
浦野:みやむらゆみこ(ネコ脱出)
ふうこ:加藤なぎさ
母:堀りん(テトラファーズ)
ゆきえ:延田知香(企てプロジェクト)
学生:片山徳人(劇団ひまわり)
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