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ライブレポ
上大岡Music Jam Vol.7 at 赤い風船
- 2011-01-26 (水)
- ライブレポ
(お次は1月22日のストリート!)
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る (高村光太郎「道程」)
僕の前に道はない
だから歩けない (作者不詳)
僕の前に道がある
ちょっくら歌でも歌うか (作者不詳)
というわけで、昨年の1月より2ヶ月ペースで開催し、ついに一巡を迎えた「上大岡Music Jam」。
今回もヌッキー竜ちゃんのリードのもと、7回目を開催した次第。
1月のストリートはこれで2回目なわけだけど、決定的に違うことがあった。
「さ、寒い」。
それもそのはず。前回は駅前でやったわけだけど、あそこは比較的西日が当たっていた。建設中のMiokaの陰に太陽が隠れる15時過ぎまでは極端に寒いとは思わなかった。ところがどっこい、「赤フー」はハナから「ゆめおおおか」「Mioka」タワーの日陰だ。いきなり有無を言わせずに寒いのだ。

(まさにビルの谷間)
信じられないかもしれないけど、この「赤フー」が上大岡で最も高層ビルだった時代もあるわけで、
上大岡の各所からこのビルの屋上看板が見えた時代もあるのだ。

(まさに日陰)
そんなわけでかじかむ手をホカロンやホットドリンクで温めつつ、ステージスタート。

(JUNYA。ストリートによくある「ヘンなヒト」の洗礼を受けたけど、クールに対処。心暖まる歌声を聞かせてくれた)

(Gako。全部新曲で30分近いステージをこなした。何てスタミナがあるんだろうと驚愕)

(わし)
今回のセットリスト。
「Knockin’ on Heaven’s Door ~ギターストローク的ピアノ弾きバージョン~」 by Bob Dylan
「Sunny Afternoon ~特に今までどおりバージョン~」 by The Kinks
「よっしゃー!」 (いまゴール決めたので心の叫び)
「HELP! ~くどいようだけどJohn Lannonがもし生きていたらバージョン~」 by The Beatles
「奴らの足音のバラード ~未開の大地バージョン~」 by ちのはじめ or ムッシュかまやつ
とにかく手がかじかむと、鍵盤を弾く感触が全く違うのには驚いた。リズムが跳ねない、コードがうまくおさえられない。参った参った。

(カカ王。カカ王さんとは急遽「加速度」でコラボしたんだけど、ぜんぜんノリよくピアノが弾けなかった。寒さで手が重くなってしまった。カカさんの”One More Time,One More Chance”は切なくて良かったなぁ~)

(ヌッキー竜。この時点で実は風邪気味だったリュウちゃん。でも歌うとパワーをくれるんだよな~。3曲で終わるところをアンコールでもう1曲アンコール。本当に大変だったと思うけど、そういうことを全然顔に出さないところが凄い)
「あっちゃぁ~同点かよ」

(栞。Music Jamは初登場のお二人。疾走感と優しさと可愛さが入り混じったステージ。最近ロック化している?新曲「パーティー」も登場。寒すぎてメドレー途中でピックを落とすハプニングも。アンコールの「Sachi」で寒さぶっとばした→栞さんのライブレポはこちら)。
「よっしゃあ!試合終了!」
というわけで韓国に勝ったところでこのレポも終了。
早退したリュウちゃんをのぞいたメンバーで「鳥佳」で打ち上げ。初めて別館に案内された。美味しかったなぁ~。
プチ・ミッシェル at パレ・ド・バルブ
- 2010-12-21 (火)
- ライブレポ
今年は何本ライブに行ったのだろう?とにかく40~50本ぐらいは行ったと思う。
数えるのが面倒だから、前日の番長企画による「先を見据えて Vol.7」 at 屏風ヶ浦uda2 cafeを39本目としよう。
仕事を終えてから駆けつけたのでウダノリユキさんを見れなかったのは残念だけど、Hiarさんと井上たかし×石倉圭介ユニットを楽しむことができた。


情熱的でありながらムダがない音楽たち。ここはいい音楽に溢れていてハズシがない。そのうえウダウダできる。考えてみれば今月は保刈あかねちゃんのライブに続いて二度目だった。今回は喉君も来てくれたけど、今度は彼が参加している文芸サークル「脳内はちみつジャンクション」のトークイベントをぜひここでやって欲しいものです。
そんでもって日曜日のニャンコ先生企画による「プチ・ミッシェル ライブ at 新杉田パレ・ド・バルブ」を40本目にしておく。実際の数より少ないかもしれないけど、少ないぐらいの方が来年に臨める。まあとにかく、このイベントを見るのは昨年に引き続いて2度目となる。
この日、パレ・ド・バルブは超満員。ゆうに50名は越えていたと思う。

私の隣の席の方などは「沼津から来た」と言っていたから、まあとにかく凄いことになっていた。
さてさて、プチ・ミッシェル。
Gt.& Vo. 廣田龍人(リッキー)

元The Bad Boys。Bad Boysは1970年代に吉田拓郎作のシングル「ビートルズが教えてくれた」、全曲ビートルズのそのまんまカバーという「Meet The Bad Boys」というアルバムを引っさげて東芝EMIからデビュー。なりきりビートルズバンドのエポックメイキングな存在となった。リッキーさんはそこでJohn Lennonを担当。なお当時Paul役だった清水仁は後にオフコースに加入している。
現在リッキーさんはRevolverというバンドで活動している。近いところでは伊勢佐木町のFridayに定期的にライブを行っている。
今回はそんなRevolverのメンバーのうち、長尾行泰(gt)さんをのぞいたメンバーが「プチ・ミッシェル」として杉田にやってきた、というわけ。
Drums & Vo. 竹原真人

Bass & Vo. 藤田光則

そんな彼らのレパートリーは70年代~80年代のロックの名曲。
リッキーさんのイメージからしてThe beatles、特にJohnのレパートリーをやりそうなものだけど、そんなことはない。
逆にそれが何が出てくるかわからない玉手箱のようなもので、僕には楽しみだったりする。
今回は実際のセットリストを書いてみた。間違っていたらごめんなさい。
1st Stage
【Ukulele Set】
“Ram On” by Paul McCartney & Linda McCartney
“In My Life (inst)” by The Beatles
“Maxwell’s Silver Hammer” by The Beatles
“Michelle” bt The Beatles
“Lucy in the Sky with Diamonds” by The Beatles
“Ob-La-Di, Ob-La-Da” by The Beatles
【Acoustic Set】
“Teach Your Children” by Crosby, Stills, Nash & Young
“Day After Day” by Bad Finger
“The Longest Time” by Billy Joel
“Jumping Jack Flash” by The Rolling Stones
“愛してる” by 廣田龍人 (オリジナル)
“I Love You Forever” by 廣田龍人 (オリジナル)
“New York State Of Mind” by Billy Joel
“Listen to the Music” by The Doobie Brothers
“Daddys Home” by Jermaine Jackson & The Jackson Five
“Sir Duke” by Stevie Wonder
“Lately” by Stevie Wonder
2nd Stage
“Happy Birthday” traditional
“I’m the Walrus” by The Beatles
“Piano Man” by Billy Joel
“Englishman in New York” by Sting
What a Wonderful World by Louis Armstrong
Now and forever by Richard Marx
曲目不明(「こんな不況に誰がした」と歌うオリジナル曲)
【Electric Set】
[Abby Road Medley]“You Never Give Me Your Money”~”Sun King”~”Mean Mr. Mustard”~”Polythene Pam”~”She Came In Through The Bathroom Window” by The Beatles
“20th Century Boy” by T-rex
“Burn to be Wild” by Steppenwolf
“Let Me Roll It” by Paul McCartney & Wings
“Ebony and Ivory” by Paul McCartney & Stevie Wonder
“Brown Sugar” by The Rolling Stones
“Can’t Get Enough” by Bad Company
“Stairway to Heaven” by Led Zeppelin
“Hard day’s Night” by The Beatles
“Happy Xmas (War Is Over)” by John&Yoko Plastic Ono Band with the Harlem Community Choir
お客さんが踊りだすような有名なものから、「おいおい」と驚くようなマニアックなところまで網羅した選曲が見事。
プチ・ミッシェルはリッキーさん、竹原さん、藤田さんともボーカルを担当している(しかも素晴らしい!)から、ハードな曲からソフトな曲まで味わい深く楽しむことができた。普段はJohn役の多いリッキーさんなのに、Paulの曲が多いあたりは、リュウちゃんがナガブチが多いのと一緒の理由だ。僕にはわかる。
お客さんも大喜びで、とても一体感のあるイベントとなった。
それと個人的には藤田さんのBassがツボ。流れるようなリフが凄いっ!
気づいたら時間は22時40分。
後で企画のニャンコ先生に聞いたら「一時間押し」だったそうだ。
最後に…..

リッキーさんのクイズ「宇治の平等院にある10円硬貨のデザインにもなっているお堂の名前は?」に正解し、リッキーさんからピックを頂いちゃいました。
なんてったって京都にゃ7年住んでましたからね。
ほわほわの日(栞とドラ焼きと遺品とuda2)
- 2010-12-07 (火)
- ライブレポ | ライブレポ(教室関係)
阿佐ヶ谷ですよ、阿佐ヶ谷。
自分が生まれた街で、自分の「田舎」だった街。
そういえば生まれて初めて横浜から電車に乗って遠出したのもこの街。
そんな阿佐ヶ谷のライブハウス「Oil City」で栞(しおり)さんのライブがあった。同行してくれたのはのりちゃんセンセ。
ここは僕の生まれた病院から一番近いライブハウス。
しかもちょうど生まれてから40ウン年と3日後に...うん、これは何かの縁ですよ。そうに違いない。

(河北病院:敬愛する寺山修司が亡くなった病院でもある)
「Oil City」に寄る前に数軒隣の「うさぎや」さんへ。


ここには世界で一番美味しいどら焼きがある。もちもちでほわほわっとした食感がたまらない。あんこがつぶつぶしている。子供の頃、よく祖父に連れてかれて買ってもらったどら焼きだ。これを栞さんと自分のお土産にした。

(栞のしぃさんのイラストによるフライヤー)
イベントの名前は「sanと栞の音楽館vol.6」。Vol.6ってことはもう6回も音楽イベントをやっているということ。
今はクリスマスの季節に阿佐ヶ谷でやっているようだ。
開演5分前にたどりつくとOil Cityは超満員。そしてライブは「予感」からスタート。

次の「君影草(すずらん)」は新曲?
この後はしぃさんのお気に入りの愛車「Miniクーパー」の紹介がある。いいなぁ~。
この車、ビートルズのメンバーも乗っていたし、ムッシュかまやつも乗っていた車だ。
そんな中でMiniをテーマにした「風景~けしき~」をプレイ。ここで気づいた。栞さんはBritishなモノが好きなんだ。くりっちのネクタイはユニオンジャックだし、ファンの方が持っていた団扇は....

これまたユニオンジャックだぁ。
もしやこの二人とはコアなところで話が合うかもしれない.....
このあと「ぐれーとぶりてん」なプレゼントのコーナーがあって、再びMIniへの愛とロック色全開の「Mini My Love」。
「手紙」はおとなしいバラード。

そしてラストはこれまたノリノリの「sachi」。冒頭に「行くぞ~」とか言って間違えて大音響になっちゃったギターがドーン。The Whoかと思った。
この後Shinya Miyagawa、そしてSanさんのステージでは再び栞の二人が参加してのステージもあったけどとても書ききれない。Shinya Miyagawaさん凄い。sanさん
くりっちさんもしぃさんもとても心温まる方で、それが心温まる音楽になっている。ライブのほんわりとした雰囲気が、まるでうさぎやのどら焼きのようだった。
ここでタイムリミット。
Oil Cityを出ると、阿佐ヶ谷の叔父の家へ。
実は1ヶ月ほど前に叔父(先日の日吉NAPで「名無しさん」を紹介してくれて、ライブにも来てくれた人)が物置を整理していて、祖父母の遺品が出てきたというのだ。
僕はなぜか一族の遺品整理係でして「時間があったら取りにおいで」と言われていた。
行ってみてびっくりした。一人では持てないぐらいの巨大なお茶箱がひとつ、段ボール2箱、さらに本が200冊近く。これを四苦八苦しながら車に積み込んだ。
お茶箱は帰宅してから開けてビックリ。道理で重いわけだ。
祖父母の手紙やら何やらの文書の山に混ざって出てきたのが戦前と戦後のSP盤レコード(もともとSP盤はLP盤に比べてはるかに重い)
この話はまた後日。
荷物のおかげで車は定員一杯のときのように重い。
この重さが歴史の重さなんだとおもつつ、今度は横浜へ。屏風ヶ浦のuda2 cafe (ウダウダカフェ)に到着したのは午後7時前のこと。
のりちゃんに「絶対オススメだからおいで」と連れてゆく。
9月18日に初めてここで出会った素晴らしい音楽.....ソウルフルな保刈あかねちゃん.....そしてBlues的なさいとうりょうじさん、with フルートの黒川たかしさんの弾き語りライブへ。


uda2の持つ「のほほん」とした空気の中で、ギターとボーカルだけの....もはやそぎ落とすものなど何もないシンプルな、それでいて百の言葉より心を揺さぶってくる音楽の応酬が続いた。
のりちゃんセンセは涙を流していた。
誕生日を迎えた後で、決意宣言。
栞、Shinya Miyagawa、San、保刈あかね、さいとうりょうじ、黒川たかし.....そしてSP盤の山。
今日一日でこれだけの音楽に出会った。
自分の立っている場所などとてもとても狭いもので、たとえば音楽ひとつとったって、自分は何も知らないということを知ることから始めよう。
あと死ぬまでにどれだけの音楽に出会えるだろうか?と思いながら。
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