Home > Archives > 3月, 2010

3月, 2010

アンデスとの国境を越えた戦い -上大岡駅前ストリート・ライブ Part.2-

先週の土曜日の話。
またもや上大岡の歩道をえっちらほっちらアヤシゲなものを抱えたオッサン連中がゆく。
アヤシゲなものはRolandのポータブルPAのBA-330が2台。そしてYAMAHAのキーボードが1台、ギターが3台。またもやゲリラ的に駅前でストリートライブをやろうってわけだ。

この日、我々が心配していたのは”アンデス”の存在。
民族衣装を身にまとい、フォルクローレ系の楽器を演奏しつつ2,500円のCDを販売し、民族的なアクセサリーを販売している方々のことを、我々は”アンデス”と呼ぶ。
その方々のステージ一曲目はなぜか「コンドルは飛んでゆく」で始まるのがお約束だ。
ペルー系の方々ではないかと勝手に推定しているが、真相は不明。

この方々が一番いい場所を占拠しているんではないかと心配していた我々は、前日のメールでも「アンデスがいないことを祈りましょう」と語り合っていたのだった。

悪い予感は的中した。
改札口付近の一番良い場所はすでにアンデスのものだった。
しかもホンの10分前に来たことは明らかだった。一同「アンデスにやられた」と悔しがる。

仕方がないので場所を移動する。
50mほど離れた場所でプレイすることにする。集客力では劣るがやむを得ない。
まずはお約束の自転車整理。そしてまたもやこんな広大な演奏スペースを作った。

自転車はギュウギュウに並べると占有スペースは2分の1になっちゃうわけで、ここはすべて自転車で埋め尽くされていたのだから、まあ演奏ぐらいはしてもいいでしょう、という勝手な理屈ですみません。

まずはカカ王さん。

ここへ来てからさだが再び思う存分歌えるようになった」カカ王さん。
今日もさだまさし中心の選曲でゆく。

僕は「主人公」と「檸檬」でキーボードとして参加させて頂いた。X’mas Partyでもコラボした「主人公」はともかくとして「檸檬」は「今さっきあわせたばかり」なんだからもう無茶苦茶だ。でもこのイージーさがストリートの良さなんだろう。考えて見れば僕自身ストリートで楽器を鳴らすのはこれが始めてだった。つまりこれって僕にとっては「ストリートデビュー」ということになる。でも本当のデビューはギター弾きながら歌うようになるまで取っておこうと思う。SPI66で路上に出るにはもうちょいお待ちくださいませ。

お次はキタさん。オリジナル中心の選曲。

前回は仕事が入ってしまったため、来れなかったけども、今日はしっかり30分....と思いきや、「あまりの寒さ」に4曲でオシマイ。この時点ではまだポカポカしていたのだけど、キタさんはとても寒がりだということがよくわかった。

と、さっきからアンデスがうるさくて仕方がない。もっともコチラもうるさいわけだけどね。
アンデスはメロオケにあわせてケーナ(?)を1曲吹くと、あとはずっとCDを流すというのの繰り返し。自分でケーナを吹くのは1時間に一回ぐらいのようだ。CD楽曲の楽器編成やアレンジは確かにフォルクローレだけど、演奏されている曲は「My Heart Will Go On」とかで全然民族音楽じゃない。こんなのストリートライブではなく単なる「物販」だ。ところがさっきから見ていると、CDが2~3枚は売れているから凄い。30分一生懸命歌ってCDが1枚売れたらラッキーだというご時世に、アンデスは1時間に1曲でCD売っているわけだから大したものだ。もっとも我々は売るCDもないわけだけどね。

さてさてお次はヌッキー@リュウちゃん

今日もまたナガブチ中心で...というかナガブチだけで攻める。
しかも今までにないレパートリーが物凄く増えていた。イマージュのバザーで入手した「Complete 長渕剛」が役に立ったのかもしれない。何と言っても地元だけに「あら竜太郎さんじゃないですか」という「こんなところで何やっているの?」的な反応があったのが面白かった。あとは奥様もずっと見てくれていた。僕のカミさんなんか絶対来ないだろうな。うらやましい限りである。

この日は2回公演で、再び同じローテーションをやったのだが、太陽がビルの陰に入ってくると、極めて寒くなってきた。前回は改札口前だったので、まだ風除けになったのだが、今回はシャレにならない位温度が下がってきている。だから2度目はそうそうに退散するような形となった。

さて、アンデス。
アンデスはさっきから後ろを向いてACアダプターを修理していたのだが、それが直ったようで、ガンガンCDを流し始めた。それが本当にうるさくてたまらない。2度目のリュウちゃんのステージの途中だったか、あまりにもやかましいのに腹を立てたリュウちゃん、「ムネさん、ちょっとギターを持っていて」と僕に渡すと、いきなりアンデスの方へと強い歩調で進んでいった。
「おっ、いよいよ日ペル戦争勃発か?」と思ってヒヤヒヤしながら遠目に見ていたら、アンデスがCDのボリュームを落とした。満足げに戻ってきて再びプレイを開始したリュウちゃんだった。

後で「あの時は何て言ったんですか?」と尋ねたら、
「あと5分で終えるから、その間は静かにして下さい」と言ったんだそうだ。
これは武士の名言だな、と思った。

そんなわけで、寒い中、2度目のStreet Liveは無事終了したのだった。

最後に....どうでもいいことだが、アンデスについて想像してみた。

よく「彼らは日本中をツアーしていて、あちこちの駅頭で歌っている、5人ぐらいでプレイすることもあれば、メンバー1人でプレイすることもある」。と考えている方もいるようだが、おそらくアンデスは20グループ以上はいると推定している。彼らは「アンデサー」という総元締めの下で動いていて、アンデサーからCDや民族アクセサリーなどを60%ぐらいの値段で仕入れて、駅頭で販売している。そうやって実際に販売や演奏に従事する「アンデス」のことを専門用語で「アンデシー」と言う。
最初は5人ぐらいのグループで演奏して廻る。資金力がついてくるとガソリン駆動の発電機やPAやミキサーやCDプレイヤーを購入してひとり立ちをする。そうなると演奏するの1時間に1曲、あとはCDを流しているだけでも商品は売れてゆくために仕事は楽になる。その上利益は自分で占有できる。貯金がたまったら、むろんペルーに帰るのだ。愛する家族がいる母国へと。

アンデスの山中にあるとある小さな村。ヤギが繋がれた家に、ある日パパが帰ってくる。町から牛車にひかせて積んできた荷物の中には、日本からのお土産でRolandのBA-330.......

食べてゆくために歌うアンデスと、表現をするために歌う我々。
どちらに勝ちも負けもないというのが、今日のオチである。

音楽を数字で語るとこうなる

iPodの「曲」メニューをグルグルまわしていたら、タイトルが数字にまつわる曲が沢山あったので紹介してみます。
ただそれだけの記事です。
なお以下の曲は「iPodに入っている」というだけで、それほど自分にとって親しみのないものもあります。

【数字】
「007」 John Barry Orchestra (1962)
「12」 ASIAN KUNG-FU GENERATION (2003)
「17」 Smashing Pumpkins (1998)
「303」 Kula Shaker (1996)
「310」 スガシカオ (1999)
「333」 スーパーカー (1998)
「”40″」 U2 (1983)
「409」 The Beach Boys (1962)
「42」 Coldplay (2008)
「69」 高田渡 (2000)
「7」 Prince (1992)
「86」 Green Day (1995)
「905」 The Who (1978)
「99」 Barbrara Feldon (1965)
「99」 Toto (1979)
曲名が「I Love You」や「You Love Me」じゃなくて単なる数字っていうのは、無機質で現代的な印象を与えることができます。アルファベット一文字「K」とか「J」とかも同様です。そんな楽曲を実際に聞いてみて、そこに美しい風景が描かれていたりすると、扉の向こうに美しい世界があるようで、なおさら効果的でしょう。
ここに並んでいる楽曲は、車の型番だったり、未来社会で人工的に生まれる子供たちの識別番号だったり、年齢だったり、列車番号だったり、スパイの殺しの番号だったり、〇〇の時の〇〇だったり.....一見無機質にみえながら、実に豊富なイマジネーションに満ちていたりします。
言い忘れていましたが、
「One」 Three Dog Night&Harry Nilson・Alanis Morissette
のようなアルファベット始まりの曲はこの記事ではなるべく省略してゆきます。

【西暦】
「1901」 Phoenix (2009)
「1914」 Randy Newman (1990)
「1920&1950 with ディープ釜萢」 ムッシュかまやつ (1971)
「1921」 The Who (1969)
「1941」 Harry Nilson (1967)
「1951/ What about the boy」 Ann-Margret & Oliver Reed (1975)
「1969」 The Stooges (1969)
「1970」 The Stooges (1970)
「1975」 Gene Clark (1971)
「1979」 The Smashing Pumpkins (1995)
「1980 Medley」 The Carpenters (1980)
「1984」 Van Halen (1984)
「1983…A Merman I Should Turn To Be」 Jimi Hendrix (1968)
「1991」 The COLLECTORS (1991)
「1992」 Blur (1999)
「1999」 Prince (1982)

予想以上にありました。
ちなみに21世紀になってからの西暦をタイトルにしたものは一曲もないんですが、こんなのがあります。
「21st Century」 Red Hot Chilli Peppers (2006)
「21st Century Man」 Electric Light Orchestra (1981)
「21st Century Scgizoid Man」 King Cimzon (1969)
と、ここまできたら、これも紹介しなきゃです。
「20th Century Boy」 T.rex (1972)
「20th Century Man」 The Kinks (1971)
そういえばセイガー&エヴァンスというオッサンたちの曲で「In the Year 2525=西暦2525年(1967)」というがあったのを思い出しました。

【数式?】
「2+2=5」 Radiohead (2003)
「26-2」 John Coltrane (1960)
「2×2」 Bob Dylan (1990)
「32-30」 Blues Robert Johnson (1936)
「35-30」 Paul Wiliams (1947)
「4+20」 Crosby,Stills & Nash (1970)
「50/50」 Stephen Stills (1991)
「7 and 7 is」 Love (1968)
「-」がマイナス記号なのか、ハイフンなのかはわからないことから、本当の意味は式じゃないかもしれません。
たとえば、
「2-4-2 Fox Trot」 The Byrds(1966)
という曲がありますが、これは数式ではなく、ダンスのステップに関するタイトルだと思います。
「5-4-3-2-1」 Manfred Mann (1963)
というのも明らかにカウントダウンですね。
「1-2-3」 Percy Faith Orchestra (1966)
も同様だと思います。
数式といえばThe Rolling Stonesのアルバムに「12×5」っていうのがあります。またBob Dylanには「Love Minus Zero/No Limit」という曲がありますが、これを式にすると分子が「Love-0」、分母が「∞」という哲学的な数式になります。

【電話番号】
「634-5789」 Wilson Picket、Otis Redding (1966)、Bon Jovi(1995)
「842-3089 (Call My Name)」 Etta James (1967)
当時は面白半分にかけるヤツ、いたんだろうな。
アルファベットはじまりですが、これも電話番号です。
「Beechwood 4-5789」 The Marvelettes (1962)・The Carpenters (1981)
「Pennsylvania 6-5000」 Glenn Miller & His Orchestra (1940)
今のアメリカでは使われなくなった交換機時代の電話番号だそうです。
歌詞はだいたい他愛のないもので「俺(私)のことが好きならこの電話番号に電話欲しい」みたいな意味だったり、「勇気を奮って電話してみようかな」だったり.....

【住所】
「52nd Street」といったような番号+ストリート名になっている曲は結構あるんですが、それを省略したら、
「2120 South Michigan Avenue」 The Rolling Stones (1964)
この1曲だけでした(オリジナルではない)。
南ミシガン通り2120」というのがこの住所です。
この住所そのものは全米に何ヶ所もあるのですが、この曲ではシカゴの住所を指しています。ここにはブルースの名門レーベルチェス・レコードの事務所とスタジオがあったのです。
ちなみにRCサクセションには「国立市中区3-1」という曲があるけど、これはこの曲を意識したのかもしれません。

【時刻】
「5:15」 The Who (1973)
「8:05」 Moby Grape (1967)
「12:51」 The Strokes (2003)
「25 or 6 to 4」 Chicago (1970)
「24時」 ASIAN KUNG-FU GENERATION (2004)
「24時の惑星(あがた森魚)」とか「2時間35分(RCサクセション)」といった「時間」でとらえた曲は結構あるんですが、「時刻」をとらえたものはありそうでなかったです。
なお「25 or 6 to 4」ですが、僕は長い間これを「深夜1時もしくは2時を4分ほど過ぎたところ」と思っていました。ドラッグでイカれちゃっているからちゃんと時計も読めないんだろうなと思っていたのです。実は「午前4時(まであと)25~6分」、つまり「午前3時34~5分」という意味なんだそうです。これに当時のレコード会社は「長い夜」という絶妙なタイトルをつけました。

【値段】
「$1000 Wedding」Gram Parsons (1974)
「$29.00」Tom Waits (1978)
「The $64000 Question」 Bobby Tuggle (1956)
トム・ウェイツの歌詞はよくわからないんですが、きっと手元にそれだけしかお金がなかった、ということだと思います。

次回は「数量編」「距離編」「時間の幅編」とかやってみます。

→次回「音楽を数字で語るとこうなる Part 2 (時間の幅編)

カルビーのサッポロポテトがコンビニの店頭から消えた件について

僕が子供の頃に発売されて以来、ロングセラー賞品だったはずの「サッポロポテト」だが、フト気づくとセブンにもローソンの店頭からも消えてしまっている。ちなみにロッテの「小梅」も店頭から消えて久しい。

店頭から消えた原因として考えられるのは「ジャガリコ」と「ジャガビー」の存在だ。
あれは確かに美味しいし、コンビニという店舗で売るのにはあった形状ではあるけども、値段の割にボリュームが少ない。

今現在も一発屋的なポテトチップスのバリエーションが鬼のように並んでいるわけだから、1フェイスぐらい「サッポロポテト(現在は「サッポロポテト つぶつぶベジタブル」が正式名称らしい)」があってもいいんじゃないかと、思ってしまう。

コンビニのバイヤーどの、「サッポロポテト」を再び定番にして下さいませ。
一緒に牛乳も売れるので客単価を上げれますよ。

だって「サッポロポテト」に牛乳をかけて食べると最高に美味しいんですから。

Home > Archives > 3月, 2010

カテゴリー
月別アーカイブ

Page Top