倉橋ヨエコ”解体ピアノ” 痛いよ、温かいよ

いま聴いています。

本日が発売日(店頭日は昨日)のヨエコのラスト・アルバム「解体ピアノ」。文字通り解体しつつあるヨエコの「今」が聴けます。
ヨエコがこのアルバムをもって廃業(引退)するとを宣言をしたのは4月30日のことでした。

7月19日と20日の東京キネマ倶楽部のライブを最後にヨエコは引退します。僕たち「ヨエコマニア」な家族は奈良飛鳥の旅の宿で、Sちゃんからのメールでこの出来事を知りました。

僕たち家族、Sちゃん、いくちゃん、makotoの7名は、すでに19日のチケットを購入していました。20日も行こうかという話もありましたが、結局とりやめました。19日でさよならをするつもりです。

家内によると、娘はラストの「輪舞曲」を聴いて泣いたそうです。
そこでヨエコは「痛いよ、温かいよ、痛いよ、温かいよ」と繰り返します。
その叫びはあまりにも切なく、悲しい。

「音楽について、あれこれ言われた(批評された)時に書いた曲じゃないかな?」
そう娘は言ったそうです。