CEATEC JAPAN 2010

まさかこのイベントの前身が昭和33年に開催された「第1回テレビ・ラジオパーツショー」だったなんて知る由もなかった管理人です。
さて昨年に引き続き今年もCEATEC JAPAN 2010に行ってきました。
場所はまたまた幕張メッセ。ご一緒してくれたのはISAO君、JUNYA君、喉君という色々な意味で「先端」なお3人。

【スマートフォン】
今回のひとつの目玉はAndroidケータイ。このあたりはJUNYA君が詳しいのでドコモブースに同行してもらいました。

サムスン電子のスマートフォン「GALAXY S」とタブレット「GALAXY Tab」には15分待ちの行列。

iPhoneとiPadにぶつけてきた感が強烈なGALAXY S。わずか3分という時間制限の中での操作だったけど、動作の「もたれ」もなく快適に操作できました。
またグラフィックもiPhoneの遜色なく美しいし、デフォルトの状態でフォルダ管理ができるようです(いや気のせいかもしれません?)。
あくまで個人的な印象ですが、iPhoneのアプリの充実度は高くて便利なシロモノです。だけどカスタマイズのしにくさやローカルでのバックアップ機能がよくないこと。そして英語圏のシロモノという印象が強いです。いかにローカライズするか、いかにWindowsとの親和性を持たせるか、カスタマイズしやすいか、このあたりがキモではないでしょうか。クリアできればあっと言う間にシェア食ってしまうんじゃないかと。なおauの「IS03」だけど実機は20分待ちということであきらめました。
触ったJUNYA君の印象だと「ちょっともさいですね」とのこと。出回りだしたらショップで触ってみようと思います。

【3D】
このあたりは喉君と廻りました。
家電系のメーカーは各社競って「3D」を連発していました。
しかし僕自身は「3D」には懐疑的です。元々「3D」映画というものは60年も前からあったのですが、結局普及には至りませんでした。そもそもテレビとは寝転がって受身になってボーッと見るものだと思っています。わざわざ3Dメガネをかけて見たいとは思いません。たしかにあの映像は確かにダイナミックで時にはスリリングですが、見ても最初の1週間で飽きてしまうことでしょう。そうでなければ酔ってしまうでしょう。

今回は「3Dメガネ不要の3D」で話題の東芝のブースもありましたが、30分も待つつもりはなく、とりあえず10分待ちで入れたパナのブースへ行ってみました。
すでにヤマダ電機で3Dは何度か見ているのだけど、改めて「お~飛び出しているわい」と思いつつ映像作品を観ました。

ボールはこっちにボーンと飛んでくるし、海の魚はこちらに襲い掛かってくます。たしかに凄いとは思いますが映像的には不自然でとってつけたようです。実際のところ、我々の目にはこんな風には見えないでしょう。他のブースも3Dを強調した映像作品が多いのですがやはり無理がありました。単に近くのもの(手前のもの)が不自然に浮き上がって見える映像だったのです。
そもそも3D映像を強調させるために映像クリエイターたちが、それに合った映像を撮影するというのも本末転倒な話です。テレビというのは、映像クリエーターたちの撮影した映像を、どこまで完全に再現できるかという役割から極端に逸脱してはいけないと思うんです。PAがミュージシャンの表現をどこまで完全に音響として響かせるか?というのと一緒です。
時代劇では悪人の刀はこちらに振り落とされるし、マグロの群泳はこちらに泳いでくる、敵の弾丸はやたらこっちに飛んでくる、吸血コウモリは頭上からこちらに飛んでくる……..そのようなものはすぐに飽きられるでしょう。フツーの映像クリエイター(商業的に3Dを売りにしたような映像作品のクリエイター以外という意味)ならば、まず自分の感性ありきで、小手先の手法で再生機器を考慮しながら映像を撮影するということはしないでしょう。

見えたのは立体的な映像だけではなく、日本の一流メーカーが各社競って重箱の隅をつっついているような奇妙な現象です。開発に傾注すべき技術は現にもっと身近なところにあると思うのです。

そんな中でSONYでは巨大スクリーンで3D映像によるゲーム「グランツーリスモ(?)」の体験を行っていました。
大勢の観客がプレイを見る中で、てっきりゲーマーの行列ができていると思いきや、さっきからスーツ姿のおじさんばかりがプレイしています。しかも1人待ちでプレイできるようです。それならばと挑戦してみました。

何百インチだかわからない巨大なスクリーンに運転している自分の映像も映されることは知っていました。これを「SONYの羞恥プレイである」と誰かが呟いているのを喉がTwitterで見かけたからです。それは知っていたけど、こんな面白い体験は滅多にできるものじゃありません。というわけで僕もプレイしてみました。神宮の絵画館前や球場前のコーナーを4輪ドリフトをキメてみました。本当に神宮外苑を走行しているような感覚です。実際の動画の3D化よりも、ゲーム映像の3D化の方がずっとリアリティがあるというのは発見でした。

普段からドライブは趣味のひとつ。これを家でも体験できたら面白いでしょうね。別にスピードを競うゲームでなくていいですから、実際の道路をシミュレートして走れたら楽しいでしょう。伊豆スカイライン、松本からマイカー規制されている上高地までの道、岐阜から越前大野に抜ける「酷道157号」、天城山旧道とかを好きな速度で爆走してみたいものです。

コメント

  1. ねこまたぎ より:

    3Dは、キワモノばかりめだちましたね?。
    あれじゃすぐ飽きますよね。
    いまのところ見てておもしろいのはドライブゲーム画面に同感です(^^;
    NiCTのブースに3Dテスト用のフリーコンテンツを上映していて、そこの実写のおねいさんは生々しくて「おお、これだ!」って思いましたよ。
    おっしゃるとおり「作り手がいかにうまく技術を使って表現するか」の問題だと思います。

  2. spiduction66 より:

    >ねこまたぎさん
    うわ、NiCT見てません。確か昨年もおすすめされて行ったら非接触型電力供給か何かやっていて面白かった場所ですね。同じ夢でも途方がなくてしようもない3Dより共感できたはずなんですがそれは残念です。
    今のように3Dを意識しすぎたメーカー映像より、ずっとクリエイティブなものが見れたかと....残念です。

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