プチ・ミッシェル at パレ・ド・バルブ

今年は何本ライブに行ったのだろう?とにかく40~50本ぐらいは行ったと思う。

数えるのが面倒だから、前日の番長企画による「先を見据えて Vol.7」 at 屏風ヶ浦uda2 cafeを39本目としよう。
仕事を終えてから駆けつけたのでウダノリユキさんを見れなかったのは残念だけど、Hiarさんと井上たかし×石倉圭介ユニットを楽しむことができた。


情熱的でありながらムダがない音楽たち。ここはいい音楽に溢れていてハズシがない。そのうえウダウダできる。考えてみれば今月は保刈あかねちゃんのライブに続いて二度目だった。今回は喉君も来てくれたけど、今度は彼が参加している文芸サークル「脳内はちみつジャンクション」のトークイベントをぜひここでやって欲しいものです。

そんでもって日曜日のニャンコ先生企画による「プチ・ミッシェル ライブ at 新杉田パレ・ド・バルブ」を40本目にしておく。実際の数より少ないかもしれないけど、少ないぐらいの方が来年に臨める。まあとにかく、このイベントを見るのは昨年に引き続いて2度目となる。

この日、パレ・ド・バルブは超満員。ゆうに50名は越えていたと思う。

私の隣の席の方などは「沼津から来た」と言っていたから、まあとにかく凄いことになっていた。

さてさて、プチ・ミッシェル。

Gt.& Vo. 廣田龍人(リッキー)

元The Bad Boys。Bad Boysは1970年代に吉田拓郎作のシングル「ビートルズが教えてくれた」、全曲ビートルズのそのまんまカバーという「Meet The Bad Boys」というアルバムを引っさげて東芝EMIからデビュー。なりきりビートルズバンドのエポックメイキングな存在となった。リッキーさんはそこでJohn Lennonを担当。なお当時Paul役だった清水仁は後にオフコースに加入している。
現在リッキーさんはRevolverというバンドで活動している。近いところでは伊勢佐木町のFridayに定期的にライブを行っている。
今回はそんなRevolverのメンバーのうち、長尾行泰(gt)さんをのぞいたメンバーが「プチ・ミッシェル」として杉田にやってきた、というわけ。
Drums & Vo. 竹原真人

Bass & Vo. 藤田光則

そんな彼らのレパートリーは70年代~80年代のロックの名曲。
リッキーさんのイメージからしてThe beatles、特にJohnのレパートリーをやりそうなものだけど、そんなことはない。
逆にそれが何が出てくるかわからない玉手箱のようなもので、僕には楽しみだったりする。
今回は実際のセットリストを書いてみた。間違っていたらごめんなさい。

1st Stage
【Ukulele Set】
“Ram On" by Paul McCartney & Linda McCartney
“In My Life (inst)" by The Beatles
“Maxwell’s Silver Hammer" by The Beatles
“Michelle" bt The Beatles
“Lucy in the Sky with Diamonds" by The Beatles
“Ob-La-Di, Ob-La-Da" by The Beatles
【Acoustic Set】
“Teach Your Children" by Crosby, Stills, Nash & Young
“Day After Day" by Bad Finger
“The Longest Time" by Billy Joel
“Jumping Jack Flash" by The Rolling Stones
“愛してる" by 廣田龍人 (オリジナル)
“I Love You Forever" by 廣田龍人 (オリジナル)
“New York State Of Mind" by Billy Joel
“Listen to the Music" by The Doobie Brothers
“Daddys Home" by Jermaine Jackson & The Jackson Five
“Sir Duke" by Stevie Wonder
“Lately" by Stevie Wonder

2nd Stage
“Happy Birthday" traditional
“I’m the Walrus" by The Beatles
“Piano Man" by Billy Joel
“Englishman in New York" by Sting
What a Wonderful World by Louis Armstrong
Now and forever by Richard Marx
曲目不明(「こんな不況に誰がした」と歌うオリジナル曲)
【Electric Set】
[Abby Road Medley]"You Never Give Me Your Money"~"Sun King"~"Mean Mr. Mustard"~"Polythene Pam"~"She Came In Through The Bathroom Window" by The Beatles
“20th Century Boy" by T-rex
“Burn to be Wild" by Steppenwolf
“Let Me Roll It" by Paul McCartney & Wings
“Ebony and Ivory" by Paul McCartney & Stevie Wonder
“Brown Sugar" by The Rolling Stones
“Can’t Get Enough" by Bad Company
“Stairway to Heaven" by Led Zeppelin
“Hard day’s Night" by The Beatles
“Happy Xmas (War Is Over)" by John&Yoko Plastic Ono Band with the Harlem Community Choir

お客さんが踊りだすような有名なものから、「おいおい」と驚くようなマニアックなところまで網羅した選曲が見事。
プチ・ミッシェルはリッキーさん、竹原さん、藤田さんともボーカルを担当している(しかも素晴らしい!)から、ハードな曲からソフトな曲まで味わい深く楽しむことができた。普段はJohn役の多いリッキーさんなのに、Paulの曲が多いあたりは、リュウちゃんがナガブチが多いのと一緒の理由だ。僕にはわかる。
お客さんも大喜びで、とても一体感のあるイベントとなった。
それと個人的には藤田さんのBassがツボ。流れるようなリフが凄いっ!

気づいたら時間は22時40分。
後で企画のニャンコ先生に聞いたら「一時間押し」だったそうだ。

最後に…..

リッキーさんのクイズ「宇治の平等院にある10円硬貨のデザインにもなっているお堂の名前は?」に正解し、リッキーさんからピックを頂いちゃいました。
なんてったって京都にゃ7年住んでましたからね。

ライブレポ

Posted by spiduction66