レコードコレクターズにBEZ RECORDが...

決して定期的じゃないけど、かなりの頻度で買っている唯一の雑誌がある。
その名は「レコード・コレクターズ(ミュージックマガジン社)」。ジャズからロックまで歴史的な音源を中心軸に据えた音楽雑誌だ。

普通は雑誌のバックナンバーなんて、どこの家でも古紙回収にまわされるのがオチなんだろうけど「レココレ」に関して言えばそんなことはない。資料性の高い雑誌なので、我が家の本棚にはバックナンバーが100冊以上ズラリと並んでいる。

だからと言って定期購読するわけでもなく、とりわけ最近はネタ切れ気味なので、面白いものがあれば買うようにしている。

2週間ほど前の話になってしまうが、水道橋の本屋さんでレココレの最新号が並んでいるのを見た。
何と今回のテーマは「キャンディーズ」。

決してこの雑誌「硬派」というわけではないけど、普通は海外のロックミュージシャンをテーマにすることが多い。少なくとも日本のアイドル歌手をテーマにすることは一度もなかった(と記憶している)。
その切り口の意外さには苦笑した。

でもキャンディーズにはアイドル歌手としての側面とは別に、コンサートでDEEP PURPLEのカバーなんぞもしている側面もあるし、少なくとも決して能動的に音楽を「やらされていた」のではないことぐらいは知っている(この点、松田聖子に共通するものがある)。だからこのテーマは「アリ」だと思いながらページをめくってゆくと....

おお!通町のBEZ RECORDの阿部さんが紹介されているではないか!

通町のBEZ RECORDは、「栞」さんのライブの後に行った「“マイ"スーちゃん追悼式典」の時の記事を読んでくださるとよくわかると思う。
あれ以降は、阿部さんが探していたロックの貴重な"映像ネタ"をプレゼントしに行ったぐらいなんだけど、自分が知っている方が「レココレ」に出ているのは嬉しいことだ。この記事の中で阿部さんは自分とロックとの出会いから、はじめ洋楽ロックの店として始めたBEZが、キャンディーズファンをカミングアウトしたら、「こんなになっちゃった」過程までを色々と語ってくれている。

どうにもこうにも記事を書くのが遅くなってしまったけど、まだ6月号が本屋さんにあると思います。ご興味のある人は(いや別にキャンディーズに興味がある人もOKです)、ぜひ本屋さんに走って下さいませ。

いや、BEZ RECORDにも走って下さいませ。