こんな夢をみた -通信社編-

こんな夢をみた。
なぜか僕は通信社の新入社員だった。

僕が赴任したのは横浜支局。小高い山の中腹の谷あいにあった。
昭和30年代に作られたと思われるその建物は平屋のコンクリート建築。グリーンを基調としたその建物は完成当時こそモダンなデザインだったのだろうけど、今はボロボロで機能的ではない。元々支局長の部屋だった場所に至っては喫煙室と洗面所に改装されているのだけど、お洒落な机と高級感ある壁のデザインだけはそのままなので何ともチグハグだ。

赴任の挨拶をしていたら、突然支局長がそれに割って入るようにこう言った。
「よし、研修の最初として調査して欲しい事がある。ドリフが”8時だよ全員集合”に出演していた間、いかに彼らが土曜日を優先したスケジューリングをしていたかについて。今日中にレポートをくれ」。

何でドリフなのかよくわからないけど、いかにも通信社の研修らしい内容ではある。「今日の今日」ということもあって図書館で資料を集める時間もない。ネットで調べようと思うのだけど、まだ自分のパソコンをあてがわれていない。周囲の先輩方は自分のパソコンにかじりついて貸してくれそうな気配もない。

「弱ったなぁ〜」と思っているうちに、色々と新入社員ならではのオシゴトが舞い込んで来る。「この原稿をどこそこに届けてくれ」とか「コピーしてくれ」とかだ。

ようやく夜遅くになってパソコンが空いてきたので一台借りるのだけど、これがとんだ代物だった。
画面の大きさはデジカメ並みの小ささ。キーボードは無くてボタン操作で文字入力をするというわけのわからない構造だった。
会社の業績が良くなくて、マトモなパソコンが揃えられないからだろうと推定した。

何とか四苦八苦して調べたところ、このような事が判明した。
1:ドリフは土曜日はTBS以外のスケジュールを一切入れない。
2:平日はドリフとしては仕事を入れず、一人一人が曜日毎にローテーションを作って仕事を入れていた。月曜はいかりや長介、火曜日は荒井注、水曜日は加藤茶、という具合だ。
4:飛行機で移動する時はメンバー全員で同じ便に乗ることはない。もちろん事故によるリスク回避のためである。

ようやくレポートを仕上げたのが午前1時。ところが支局長は接待のため直帰するのだと言う。
せっかくのドリフのレポートも明日の提出になるなと思いながら周囲を見渡すと、まだ半数以上の社員が帰宅していない。
さすがは通信社だ。夜討ち朝駆けの世界だとは聞いていたが、本当に夜も眠らない世界なんだなぁ~と、思ったところで目が覚めた。

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