差切一号隧道

あけましておめでとうございます。本年もこの辺境Blogをよろしくお願いします。

さてさて、例によって昨日まで長野へ行ってきました。
別に何かを観光するわけでもなくしないわけでもなく、ブラブラ雪道で車を走らせていた次第。

明科から犀川沿いに国道19号を長野市方面へと北上し。「山清路」から県道55号に入ります。差切峡を抜けて長野道の麻績IC方面に抜けよう、というわけです。
山清路
(山清路。左手は廃道となった県道55号の一部)
山清橋
(山清路橋から廃道となった生坂橋をのぞむ)

雪に覆われた渓谷沿いの道は素晴らしい風景で、ずんずん進んでゆくと、こんなトンネル(隧道)がありました。
差切第一号隧道
場所はこのあたりです。

一見、何の変哲もなさそうなトンネルなんですが、この扁額(というかタイル)にグッと来ました。
差切第一号隧道
「差切一号隧道」とあります。普段気づかないだけかもしれませんが、タイルの扁額というのはあまりお目にかかったことがありません。
左から読めますから、戦後のトンネルだとは思いますが、何ともいい味を出しています。
差切第一号隧道
幅は車一台しか通れません。坑口は頑丈に作っていますが、トンネル内部の天井や側壁などは素掘りにコンクリートを吹き付けたぐらいのものです。

帰宅してから「日本の廃道」さんが作られた「隧道データベース」で調べてみたら「差切一号隧道」は1953(昭和28)年に作られたトンネルだそうです。延長20m、幅員3.3mですから実に「ちっこい」トンネルです。差切峡へ至る道は、こんなトンネルの宝庫でした。
差切第三隧道
(差切第三隧道)
差切第三隧道扁額
(差切第三隧道扁額)

トンネルというやつは長大なヤツばかりでは物足りなくて、この位のトンネルが沢山ある道の方が想像力がかきたてられて面白いんです。
「トンネルが開通する以前はどうやってこの地点を通行していたんだろう?」と想像することから始まる旅もあるわけですから。

今年もそんな事を考えつつ「上大岡的音楽生活」は12年目へと突入します。

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