弓の道

このトシになって弓道を習いはじめた。
いや、このトシだから習えるのかな。
理由はいろいろあるけど、まあいいや。
多少はダイエットになるってことで。

5月から毎週日曜日に全10回の初心者弓道教室に通っていた。
練習場所は自宅から原付で10分ぐらいの弓道場だ。
横浜には市営の弓道場が7ヶ所あるのだけど、各弓道場には「弓友会」があって、そこが主催してこのような教室を行ってくれる。教室終了後も「弓道を続けたい!」という人は、そのまま弓友会に入会ればいい。

この初心者教室じゃ、毎回叱られっぱなしのダメ生徒だった。だけど頑張って9回まで皆勤した。ところが最終回が「Acoustic Live」当日だった。

そこで9回目の練習後に入会を申し込んだ。こんなダメ生徒の入門を、よくもまあ弓友会は許してくれたもんだ。むろんAcoustic Liveの感動と引き換えに皆勤賞&弓友会提供の寿司のごちそうを失ったことは言うまでもない。

そんでもって先週の日曜に、東京三田魚藍坂の長谷川弓具店に行って、弓具を購入。
今週水曜日の出勤前に、はじめて弓友会の練習に参加した。
胴着と袴と足袋を着用するところから皆さんにはご迷惑をかけたが、30年ぶりの胴着と袴(小学生の頃、剣道をやっていた)に、身が引き締まる。

弓道で「へぇ~」と思ったことがある。

弓道とは的を狙って射るものではないということ。
弓道では「的を狙う」という行為を嫌う。
「姿勢が正しければ、おのずから的中する」という考え方だ。
そして姿勢を正しくするには、まず心が正しくなければならないという考え方だ。
うーむ、とっても日本的です。

それと興味深いのは、
丹田にチカラを入れて、体の重心を保てと言われたり、
諸動作を行うときの呼吸法が決まっていること。
あらかじめ「吸いながら行う動作」とか「吐きながら行う動作」が決まっている、
その通りに行ってゆくことで、射の姿勢が整えられてゆく。
何かと似ていますね。
「もっと当ててゆこう」とは言われないけどね。

まあ、現実には水曜も叱られっぱなしだったし、
そもそも邪念が多すぎて、それを整理するだけで大変だ。
「あなたはせっかちですね」なんて言われる。
「だから弓道jはじめたんですよ」なんて苦笑しながら答えるしかない。
でも本質的には自分を変えられるなんて思っていない。
それ自体が邪念だし、思い上がりだと思うようになってきた。

ただただVan Morrisonの音楽のようにオーソドックスにやってゆきたいと思っている。

さて、このトンチキ野郎の弓道。
どこまで極められますことやら....

コメント

  1. メタッチ より:

    どんな世界でも、

    「形から入って、心に至る」

    ってもんじゃないっすかねー!

    まーっ!たいがい

    「形から入って、形に至らず」

    に終わることには、長けてるけどね!

  2. spiduction66 より:

    >メタッチ
    先日はどうもでした。
    よく言われるのが「形を考えすぎるな」ということ。
    自然と形は身についてくるもののようです。
    心は.....うーん。

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