RPGの才能ゼロ

2008/3/8 土曜日

RPGのゲームをする才能がゼロだ。
ゲーム風に言えばMPが0だ。

CDやレコードに小遣いを使いすぎ、初めてゲーム機を買ったのが就職してから(スーパーファミコン)だった、というのは多分言い訳にならないだろう。以下理由を述べる。

●相手に対応した魔法を使うのが苦手
よく「氷系のモンスターには炎系の呪文」とか言われる。
だけど、いまTV画面に登場しているヤツが、何系のモンスターなのかわからない(ことがある)。攻略本でいちいち調べるのも面倒だ。そもそも攻略本って何だ。自動車にエンジンはついてません、エンジンはオプションでお買い求め下さい的なインチキさを感じる。それと敵に対応していちいち呪文を選ぶのが面倒臭い。
したがって殴り倒す。殴り倒すだけの力を持つにはレベルをアップさせるしかない、だからひたすら同一場所をグルグル回ってレベルアップをする。

●人の話をよく聞かない
会話のシーンをガンガンAボタンで飛ばすため、肝心なことを聞き漏らして次にどこに行けばいいのかわからなくなってしまうことがよくあった。適当に目星をつけて歩いていたら、いきなり強力なモンスターにはり倒される。

●ダンジョンはさっさと通り抜ける
宝箱を探すのが面倒だ。見える範囲だけで行動する。隠し通路など知らない。

●ボスキャラのインフレーション
どっかで「うっとおしい」ボスキャラを倒す。そうすると次の目的地に向うわけだけど、そこには「もっとうっとおしい奴」がいる。その繰り返しに結局飽きてしまう。総じてRPGにありがちな平坦なストーリーにも飽きてしまう。

ちなみにアクションゲームの才能もゼロだ。
スーパーマリオの天然ボケ的なプレイ(ダッシュしていきなり落下、いきなりカメに接触など)では随分周囲を笑わせた。

「クロノトリガー」意外は中古でしかソフト買わなかった。これは「クソゲー」を買い揃えると同義に等しいようで、ヘンなモノをつかまされている。
●「摩訶摩訶」(漫画家の相原コージがキャラクターデザインをしたRPG。モンスターに「ダザイはん(=太宰治)」というのがいて、攻撃をせずにひたすら「生まれてすみません」と謝ってくる。「ダザイはん」はある確率で突然首をくくってしまうのだけど、そうするとこちらのメンバーひとりのHPが0になってしまう。バグだらけのうえ、システムに問題があって、ある場所でキャラが死ぬと、二度とゲームが進まなくなってしまう)
●「46億年物語」(魚からはじまる主人公キャラが、敵を倒すことで進化してゆくアクションゲーム。倒す相手によってコッチの進化形状も変化する。最終的になんだか説明できないモノ"羽の生えた魚のくせに二足歩行するけったいな動物?"に進化してしまったため、ゲームクリアができなかった)

多分ゲームを買うセンスもゼロなんだろう。

ついでに言えばもう1台、オトナになって買ったゲーム機がある。
かのセガ・サターンだ。単に「RANPO」「MYST」がやりたいという理由で購入。他に全く自分の面白いと思うゲームがなかった。数ヵ月後に本体を売り飛ばした。以降ゲーム機は買っていない。あえていえばPCがそうだと言える。

頼むからゲーム機を買うセンスがゼロと言わないでおくれ。

結局スーファミ時代に買ったゲームで「面白い」と思ったのは「信長の野望・武将風雲録」、「ドラクエ4」、「クロノトリガー」ぐらい。後者2つはRPGだけどストーリーが変化に富んでいる上、「泣ける」シーンもあったりして楽しめた。最終的には歴史シミュレーションゲームだけが僕のお気に入りとなり、「信長シリーズ」はずっとPCで楽しんできた。内政をコツコツやるのが好きだ。幕末の肥前鍋島藩みたいな超軍事国家を作り、一気に他国へ攻め込むのが好きなのだけど、3年前に出た「革新」はシステム上それが難しかった。
その点を差し引いてもこの「革新」は「信長シリーズ」の中では久しぶりの傑作だったと思う。

音楽の話もする。
当時、ゲーマーの同僚の家で「FF」の変わったサントラを見つけた。「FF」の曲を「ケルト・ミュージック」風にアレンジした作品だった。
このとき、僕はすでにアイルランド出身のVan MorrisonThe Chieftainsがコラボした「Irish Heartbeat(1988)」によって「ケルト・ミュージック」に触れていた。麻を織りなすような弦の響き、荒涼とした大地と灰色の空を吹き抜けるような具象的な音楽世界に惹かれていた。このCDはずいぶん楽しんだ。後にも先にもゲームのサントラに触れた唯一の機会だったと思う。

先日、音愛さんとゲームの話になって、
「むかしFFのサントラでケルト風のヤツがあってねぇ~、それがとても良かったよ。今でも忘れられない」という話をしたトコロ、
「それ持ってますよ。お貸ししましょうか」と嬉しい申し出を受けた。

タイトルは「ファイナルファンタジーIV ケルティックムーン」なんだって。
そうそう、そういうタイトルだった。

しかしよくあったなぁ。15年も前のゲームのサントラ、しかも「企画もの」ということで、とっくに廃盤になっていると思っていたのだけど....音愛さんによると、近ごろ評価が高まっているらしい。

嬉しいじゃないか。聴くのが楽しみだ。