深夜の教室

普段こういうことを先延ばしにしているから自業自得なんだけど、月曜日が労働保険の概算・確定保険料の申告納付期限だってことをすっかり忘れていた。

あわててやろうと思ったら申告用紙が見つからない。カバンの中に入れておいたはずなのにと思ったが、どこにも見当たらない。いわば「先延ばしの刑」というヤツだ。
仕方なく家に戻って探したら、あっさり出てきた。
この申告用紙の封筒は緑なんだけど、「横浜市勤労福祉共済」というトコロから送られてくるのも緑の封筒なわけで、どうもゴチャマゼになってしまってあった次第。

そんなわけで家族に「また会社行ってひと仕事してくる」と言ったら、長女が「私も行く」と言い出した。
聞けばエレキギターというものを弾いてみたいらしい。

そんなわけで深夜に会社へと向かう。

せっかくだから、僕のSAをムッシュのVOX AC-30につないでやった。ううむ贅沢なヤツ。

というわけで申告書書いている横で、Aスタからエレキギターの音が聞こえてくる。エレキギターを弾くのは始めてのようだけど、ストロークでジャンジャカやっている。
決して上手くはないんだけどパワーがあるから男の子みたいな音で弾いている。

可笑しいのはThe Whoの「I’m Free」と「Amazing Journey」のギターリフを四苦八苦しながら作っていること。

とそんなこんなしているウチに1時間ぐらいで書類が完成した。
この労働保険の申告ってヤツ。1年に1回しか書かないものだから、なかなか要領がつかめない。かといって知り合いの社労士さんに頼むほどの量でもない。来年から電子申告にしようかな?と思いつつも、ノドモト過ぎれば何とやらで、そういうことはすっかり忘却の彼方に追いやって、また来年の今頃は四苦八苦しているのだろう。

四苦八苦といえば、こんな時間だ。
もう娘を連れて孵ることにしよう。