水晶の夜とWedding A Go Go!

ルビノ京都堀川で結婚式を挙げたのが1995年の11月3日のことだった。長かったんだか短かったんだかわからないけど先日で15年が過ぎた。諸先輩方から比べれば序の口なんだろうし、僕の両親なんて来年で50年なわけだから、まだまだなわけだけど、「まだまだ」ならば「これから」よりはちょっと楽で「もうもう」よりは先があるということにしておこう。

15年目の結婚記念日を「水晶婚」って言うんだって。
この日の夜、熊本県警の警察官が動員されまくっていたAPEC厳戒態勢下の市内某所で夫婦二人で食事した。二人でこんな風に食事するのは久しぶりだった。そのことを直感的に「水晶の夜」というタイトルにしてみたわけだけど、あとで考えたらこれってとんでもない意味だった。

それにしても警察官による厳戒態勢は凄かったなぁ。
だから子供にはこんな作り話をおみやげにした。
「ケータイで『こちらCQR42、腹腹時計(日本赤軍による爆弾の隠語)は届いたか?』と言ったら、たちまち10人の警察官に取り囲まれて職務質問された」。

さてさて、そんな15年前の話をする。
結婚式の2次会パーティーで参加された皆さんのために何か作ろうじゃないかということになった。二人とも音楽が好きだったから、二人の好きな曲をセレクトしようということになった。内容が「結婚」に適切であろうとなかろうとお構いなしというルールも作った。

今だったらPCを使ってささっとCDを作ってゆけばいいわけだけど、時代は1995年。Windows 95が出て3ヶ月というこの頃は、まだCDをヒョイヒョイ焼ける時代ではなかった。それをするにはあと3~4年待たなければならなかった。だから作ったのはカセットテープだった。

京都の太秦にイノベさんという映画音声のスタジオがある。このスタジオで「ハマさん」こと濱口十四郎さんに依頼をしたのだった。ハマさんは現在「NPO法人京都の文化を映像で記録する会」の理事長をされている方なんだけど、主に映画やTV番組の「整音」という仕事をされていて、そのお名前を色々な映像作品で見ることができる。
そんなハマさんにお願いして、スタジオに大量のCDを持ち込み、本格的なレコーディング機器を使ってぶっといマスターテープに1曲ずつ録音していった。ハマさんは選曲をとても面白がっていた。タイトルは”Wedding A Go Go!”とした。

A面
1:うちのテレビにゃ色がない – 榎本健一 (1965)
2:東京ブギウギ – ユニコーン (1990)
3:ビギン・ザ・ビギン – 江利チエミ (1968)
4:Anything Goes – Harpers Bizarre (1967)
5:Zip-a-Dee-Doo-Dah(リンク先はJames Baskettのver.) – Johnny Mercer (1947)
6:Thunderbirds Theme – Barry Gray Orchestra (1965)
7:アスパラで生き抜こう – 弘田三枝子 (1963)
8:マグマ大使の歌 – 東京ボーカル・グループ (1966)
9:月ひとしずく – 小泉今日子 (1994)
10:Waiting for the Band – Nicky Hopkins (1973)
11:Lovin’ You – Minnie Riperton (1975)
12:Blue Red & Grey – The Who (1975)
13:Straighten Up and Fly Right – The King Cole Trio (1942)
14:銀座マンボ – 江利チエミ (1954)
15:淀屋橋から三条へ京阪特急 – 楠トシエ (1963)
16:Moon River – Henry Mancini Orchestra (1961)
17:Yesterday’s Gone – Chad and Jeremy (1964)
18:Lady-O(リンク先はJudee StillのCover) – The Turtles (1969)

B面
1:What’s Going On – Marvin Gaye (1971)
2:You Gotta Be – Des’ree (1994)
3:Have I Told You Lately – Van Morrison (1989)
4:若草の頃(A Fantastic Moment) – カヒミ・カリィ & ムッシュかまやつ (1995)
5:I Almost Had A Weaknes – Elvis Costello (1993)
6:Marie – Randy Newman (1974)
7:Maiking Woppie – Frank Sinatra (1956)
8:Top Cat – Soundtrack (1961)
9:Stingray Theme – Barry Gray Orchestra (1964)
10:ワンサカ娘(リンク先はSylvie VartanのVer.) – 弘田三枝子 (1964)
11:My Back Pages – The Byrds (1967)
12:Darling Be Home Soon – Lovin’ Spoonful (1968)
13 A Salty Dog – ProcolHarum (1969)
14:風になりたい – ブーム (1995)

おいおい時代は1995年だったんだなぁという選曲もあるけど、かなり遊びまくっているテープとなった。

(15年前。2次会を行った富小路三条のcafe SARACCA前で気取っている)

ハマさんからは、その後もTV番組のBGMのご相談を受けた。ゲスト登場とかスポットで一瞬流れるようなBGMのネタなどだ。そんな中で京都のJET SET Recordで買ったばかりの「Sound Gallery」という1970年代のこじゃれたイージー系(こんなのとか、こんなのとか)のコンピレーションCDをお貸ししたら、それが色々なTV番組で流れるようになった。果たしてハマさん経由で採用されたのかどうかはいまだに不明だ。

コメント

  1. hitomi より:

    Blogを拝読し、とにかく、
    「すてきっくす!!!」と叫びたくなりました。
    は~何もかもがすてきっくす!!! おめでとうございます(^O^)

  2. spiduction66 より:

    >hitomiさん
    「さんきっくす!!!」。
    ありがとうございます!

  3. あいむ より:

    おめでとうございます(^^)
    素敵ですね!
    なんだか奥さんがうらやましいです★

  4. spiduction66 より:

    >あいむ
    ありがとうございます。
    決してカミさんは素敵とは思っていないトコロがミソでして、おそらくは「ヘンなのに15年付き合わされた(巻き込まれた)」と思っている可能性大です。それでも夫婦は続いてゆくんです。

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