ミューズポート200曲達成!そして、まつざき幸介「SIGNPOST」

2004年3月18日に教室を発足させてから、もう8年になろうとしている。

この8年間に色々な生徒さんと出会ってきた。
生徒さんの中にはミュージシャンとして音楽活動を続けている人もいれば、プロとして成功した人もいる。スタッフでも音楽活動をしている者もいる。
そうした活動の中で誰もがCDをリリースする。手作りのCD-Rの作品もあれば、きちんとパッケージングされた作品もある。
僕はそういうCDを8年間にわたって、ずっとコレクトしてきた。

これらのCDは生徒さん本人から直接プレゼントされたことが多いけど、ライブ会場で購入することもあるし、時には意図的にAmazonで購入する場合もある。まつざきさんやV系バンド「なんとか」や倉持明日香ちゃんのフレンチ・キスなどは、Amazonチャートを意識して売上に貢献したいと考えるからだ。
そうやって入手したCDは一枚一枚じっくり聞いて、次回のレッスンに生かしたり、記念として教室に飾ったりしてきた。
今年の夏、iPod2台持ちになったのを機に、こうした膨大なCDの数々を整理しながらiPodに入れていった。
すべての曲のジャンル名を「Museport」にして、発売年や可能な限り入手日などをタグづけしながら整理していった。要はiPod上でデータベース化しようと思ったのだ。

そして、そういう楽曲が199曲になっていることを知った。
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まつざき幸介「SIHNPOST
【発売日】2011年12月24日
【定価】2000円
【レーベル】エイフォース・エンタテイメント
【規格番号】YZWG-5006(レコード店で注文時の番号です)
【販売元】クラウン徳間ミュージック

12月14日、生徒のまつざき幸介さんのアルバム「SIGNPOST」がリリースされた。
ちょうどその日がまつざきさんのレッスンで、記念に「ムネさんへ」とサインされたCDを頂いた。

まつざきさんにとって初のアルバムであり、ヴォーカリストまつざき幸介をフューチャーしたカバーアルバムだ。
全編をまつざきさんが慣れ親しんだ1970年代の名曲のカバーで彩られている。
収録曲は以下のとおりだ。
1:やさしさとして想い出として – ふきのとう(1980):まつざきさんが大好きなフォーク・グループの作品
2:喝采 – ちあきなおみ (1972):歌詞と楽曲の完成度の高さはピカイチの名曲。レコード大賞受賞曲
3:海を抱きしめて – 中村雅俊(1978):テレビドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」のラストーシーンで4行詩とともに流れたことで当時の中高生世代に印象に残っている名曲。当時「時代遅れの恋人たち」のカップリングとしてリリースされた。

4:手紙 – 由紀さおり (1970):ハープシコードのイントロが印象的だった曲。レコード大賞歌唱賞受賞曲。
5:街の灯り – 堺正章 (1973):まつざきさんにとって一番思い入れのある曲だろう。ステージでもずっと歌ってきたし、「君すむ街」は「まつざき版”街の灯り”なんです」とMCで言ったことがある。これをレコーディングすることはまつざきさんの悲願だったと思う。
6:ブルー・スカイ・ブルー – 西城秀樹(1978):まつざきさんいわく「とりわけこのアルバムでも高い評価頂いている」曲とのこと。僕もそう思う。聞けば聞くほど素晴らしい出来栄えだ。

特徴的なのは、全編をありがちなベタベタしたアレンジではなく、アコースティカルなアレンジで処理していること。「ブルー・スカイ・ブルー」ではストリングスも加えているが、決して大げさに嫌味にならないようにしている。まつざきさんもあえてコブシを避けて、ストレートに、しかも実に楽しそうに歌っている。この2日間というもの、ずっと教室で流しているのだけど、シンプルがゆえに飽きさせないアルバムだ。

「SIGNPOST」とは「道しるべ・道程」という意味。
まつざきさんがどこから来て、どこに行こうとしているのか?それを計ることのできるアルバムであり、歌謡曲や演歌という枠を越えて「ボーカリスト」として活動してゆく「道しるべ」となるアルバムだと感じた。
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先ほど、このCDをiTunesで取り込んで。お約束の「Museport」というジャンルタグをつけてみた。
そうしたら、ついに200曲を突破した。記念にiTunesのジャンル画像をキャプってみた。

(68枚のアルバム 205曲となった)

この205曲には、それぞれの表現者の想いがこもっている。
プロデビューにつながった曲もあれば、そうでない曲もある。
カラオケで全国的に配信されている曲もあれば、夢破れて解散してしまったバンドの曲もある。
オリコンチャートで1位になった曲もあれば、表現者自身が夢を断念したため幻となってしまった曲もある。
「遊びで作っちゃいました」という曲もあれば、全身全霊を傾けてレコーディングした曲もある。
うまい話に乗せられて大金つぎこんでCDにして、あとで後悔した曲もあれば、自宅でマイクに向かって録音した曲もある。
ご夫婦で楽しく音楽活動を続けている中で生まれたCDもあれば、仲良し同士でノリで作っちゃったCDもある。
インストラクターとして音楽で生きる道を選んだために幻となった曲もあるし、インストラクターとして仕事をしながら生まれた曲もある。

僕にとっては1曲1曲に歌っている生徒さん(あるいはスタッフ)の顔が浮かぶ。
僕はこの205曲が平等に大好きだ。

改めて思う。
これら205曲の音楽は、表現者の人生にとってひとつの「SIGNPOST(みちしるべ)」なのだ、ということ。

そして紛れもなくここは「MUSEPORT(音楽の港)」なんだな、ということを。